こんにちわ。
三級うんちく士です。
前回に引き続きタマホームネタになります。
今回は、意外とよく耳にする「想定外」の経費(予算)のお話です。
これから建てるという計画中の方は、これを読んでいただけたら想定外が想定外ではなくなると思いますので参考にしていただけると思います。
前回の記事はこちら!
Contents
地盤改良、地盤調査とは
まずは本題に入る前に用語の説明をします。地盤調査とは家が建つ土地が家をしかりと支えることができるかどうかを調査することで、調査の結果、家を支えるのに軟弱な土地であった場合にこれを補強することを地盤改良といいます。
タマホームでは地盤改良と言わずに地盤補強対策と言っているかもしれませんので、その場合、意味は同じだと考えてください。(今回は地盤改良に統一します。)
地盤改良(地盤補強対策)はその地盤の強さの度合によっていくつか工法があります。
ということで、これらを理解してもらったうえで説明していきます。
タマホームの地盤調査は契約後に実施する
タマホームと当初契約を結ぶとタマホームのグループ会社である在住ビジネスという会社によって地盤調査が行われます。この調査費用は当初契約の中に入っていて、契約後にはじめて調査してもらえることになります。

上の画像は、地盤調査の判定結果です。
ちなみに、この在住ビジネス以外の地盤調査やその結果は受け入れてもらえません。
余談になりますが、地盤調査って実は地盤改良に対する明確な基準がありません。
つまり担当する建築士や調査会社の見解次第で地盤調査の要、不要の結果が変わることがあるのですが、このあたりは、一貫してグループ会社である在住ビジネスのみの調査結果しか受け入れてもらえません。
タマホームは当初契約には地盤改良費を経費として含めていない
そして、この地盤調査の結果によって地盤の状態がどうなのかの判定が行われます。地盤が軟弱で地盤改良が必要だと判断された場合には、100万円単位の地盤改良費用が当初契約とは別に追加されるようになります。
あくまで、この調査結果をもとに判定を行い、地盤改良の方法を判断しますので、契約の時点ではこの費用が明示されない状態であるということになります。
これについては、事前に説明があれば問題無いということにはなりますが、事前に説明があってもなかなか理解できる内容の性質のものではないということと、しっかりと説明されていないケースがあったり場合によっては、「そういうものです」くらいの強気な後出しジャンケンをしてくる場合もあります。
地盤改良が不要ならば外構その他の予算へ
これらを踏まえて、可能であれば自己防衛策として事前に地盤改良の必要をもともとの契約金額とは別に想定しておいてほしいと思います。金額としてはなんとなくにはなりますが、100万円くらいは想定しておくといいかと思います。
これを想定しておくことで、実際に地盤改良工事が必要であればその100万円を充当すれば問題ないですし、
地盤改良が不要になった場合にはその予算を外構工事や家具などの費用に流用することが可能になります。
まとめ
円滑な資金繰りをするためにもあらかじめ可能性のある予算を自主的に見積もっておくことで想定できるはずの想定外をなくしていきましょう。資金計画のゆとりはこころのゆとりにもなりますので是非計画の際には思い出してみて下さい。
最後までお読み頂きありがとうございます。
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