ども、クロセです。
いまだに多くの人が見ているであろうテレビ。
最近はYoutubeやNetflixなどの動画サイトのみ見るという人も珍しくないようです。
それでも地上波を見る人が圧倒的に多数派だと思います。
そこで出てくる問題が地上波の受信方法。
壊れなければ初期費用のみで済むが天災による被害が心配なテレビアンテナ。
一方で、継続的に費用は掛かるが天気の影響がほとんどないひかりTV。
これに悩む方はそれなりにいるのではないでしょうか?
過去にあんままさんが書いた記事では、アンテナ派がやや優勢ですが割と拮抗しているようです。
今回はその両方のいいとこどりをした「屋根裏へのTVアンテナ設置」について体験談をもとに書いてみようと思います。
Contents
屋根裏へのTVアンテナ設置は可能か?
そもそも屋根裏へのTV設置が可能かどうかですが可能です。実際に我が家は屋根裏にTVアンテナを設置して問題なく視聴できています。
また、アンテナ業者が一般的に対応しているのか?
意外かもしれませんが実はそんなに珍しい例ではないようです。
こちらは私がアンテナを設置してもらったみずほアンテナ社の例です。
みずほアンテナ社のTVアンテナ屋根裏設置例
屋根裏に設置されており、視聴も問題なくできているようです。
この会社以外にも「アンテナ 屋根裏」と検索すると同様の例はたくさん出てきます。
私が業者にお願いした時も特に嫌がる様子もなく快諾してくださいました。
また、費用も特別に高いわけでなく一般的な作業費用でした。
参考までに、私の場合は全てあわせて6万程度でした。
屋根裏設置はいまや珍しくもなく業者も問題なく対応できるようです。
屋根裏に設置する際の下準備
屋根裏に設置する際にやっておきたいことがあります。分配器とアンテナブースタ用電源を屋根裏点検口の近くに設置しておくことです。
最悪、屋根裏に分配器、電源が無くても屋根裏に設置したアンテナから線を伸ばすだけですが、
どう考えても屋根裏点検口付近に設置したほうが作業は早いです。
分配器はハウスメーカが設置するため、家づくりの打ち合わせ時に必ず伝えておきましょう。
屋根裏設置のメリット・デメリット
屋根裏設置時のメリット・デメリットを書いておきます。メリット
屋根裏にあるので天気の影響をほとんど受けません。(屋根がぶっ壊れたら話は別ですが)
また、光アンテナと比較した時にかかる費用は最初の設置費用のみです。
(アンテナが経年劣化で壊れない限りですが)
前述の通り我が家のアンテナ設置費用は6万円です。
対して、ひかりTVは地上波のみのプランだと月額1100円程度のようです。
5年で元が取れる計算ですが、テレビアンテナの寿命は10~15年程度。
屋根裏設置ならよほどのことが無い限り寿命以外で壊れないのでコスト的にこちらの方がお得です。
天災に強いひかりTVと初期費用のみしか掛からないTVアンテナのいいとこどりといっていいでしょう。
デメリット
一見すると完璧に見える屋根裏設置ですが、1つだけ欠点があります。外に設置するよりも電波の受信がしにくくなることです。
特に最近流行りのガルバリウム鋼板の屋根やソーラーパネルを設置していると受信がしにくいそうです。
私の場合、屋根は瓦ですがソーラーパネルを設置しています。
この状態で、地域的に受信しにくい局を1つだけ受信できませんでした。
ただし、その局を受信するためには屋外かつ通常より高くアンテナを設置しないと受信できないとのことでした。
そこ以外の局は問題なく受信できています。
少し悩みましたが、私は屋根裏に設置してもらいました。
今はネット接続で地上波をみるアプリがありますしね。
1つの局をみるためだけにリスクの高い外に設置したり、余計な費用がかかるひかりTVは使いたくありません。
ただ、こういうデメリットがあるので、地上波を見たい人は他の方法でも見れるように準備はしておきましょう。
実際に屋根裏に設置してみてどう?
設置して3年以上たちますが、いまだに受信不良は発生していません。もちろん、台風や雷などの悪天候の日も問題なく受信できています。
前述の通り1つの局は見れていませんが、見たい番組はネット回線で見れる視聴アプリで補えています。
(そもそもその局の番組をそんなに見ていない)
今後もアンテナ自体の寿命が来るまでは問題なく見れると思いますので、コスト的にも優しいです。
電波が受信しにくい地域で屋根の条件が悪い(ガルバ屋根、ソーラーパネルなど)場合は怖いですが、そうでなければオススメです。
終わりに
今回は体験をもとに屋根裏にアンテナを設置した話を書いてみました。受信しにくいリスクはあるものの、問題なく受信できるなら最適な設置場所だと思います。
ビルやマンションが建たない住宅街ならリスクは低いでしょう。
一方で、高い建物が建つような場所はちょっと怖いかもしれません。
分配器と電源さえ準備しておけば屋根裏への設置は容易です。
挑戦する場合はハウスメーカとの打ち合わせ時に、屋根裏点検口近くに設置するようお願いしておきましょう。
では。