2019年9月 9月8~9日に上陸した台風15号は記録的な暴風でした。
アメダス千葉では、最大瞬間風速57.5m/sを記録し、観測史上1位となったそうです。
千葉の方では浸水、大規模な停電があったことも記憶に新しいかと思います・
東京のほうでは、そんなに目立った被害のニュースは聞こえてこなかったのですが、
祖母の家では恐怖の一晩だったそうです。

既に大雨で雨漏りするようになっていた家は、雨水を受け止めるバケツなどをいたるところに置いていて
強風が吹くと屋根が浮き上がる音がしていたそうです。
ついに明け方4時には屋根が一部とんでしまいました。
そうなると雨漏りしていないところを探して、風が弱まるまで身を潜めていたそうです。
天井から光の見える家

夜が明けて、台風が去ると二階の天井からは光が見えたそうです。
布団や洋服などあらゆるものが濡れて使い物にならなくなっていて、
匂いもひどかったと言っていました。

飛んでしまった天井は家の前の道路に落ちていて、
幸いにも周りには迷惑をかけないで済んだようです。
でも、一歩間違えれば、屋根が飛んで他の家を傷つけたり、
窓に突き刺さったりしていれば、家だけでなく人も傷つけていたかもしれません。
家の修繕の決断ができず、先延ばしにしていて本当にこういう事態になってしまった。
家のメンテナンスの重要性を痛感しました。
もうこの家には住めない
台風が過ぎ去って、私の参加している従兄弟のLINEグループに被害状況を伝えるメッセージと、
手伝いに行きます~!というメッセージであふれていました。
とりあえずは、濡れたものの処分と屋根の応急処置です。
区に連絡すると、屋根は再利用できる部分がおおく足りない部品を買って再利用することに。
祖母は区の介護施設にいれてもらえることになり、
叔母は区の斡旋するアパートに3分の2の家賃補助を出してもらい住めることになりました。
私も引っ越しの手伝いに行ったときに、被災した家に入りましたが、いろんなものを処分した後にも関わらず
匂いは酷く、確かにここには住めないなと思いました。
従兄弟LINEでも、もうこの家はリフォームどころの話じゃないね
だめだね、売るしかないね。というようなやりとりが聞こえてきました。
売る?建て直す?誰が?私が?やってみる?
この時まで私は、内心結構他人事で
あーあ、早く親たちが決断しないから、大変なことになっちゃたよ
くらいにしか思っていませんでした。
せっかく従妹がリフォーム会社数社に見積もりとってくれたり一生懸命動いていたのに直さないから・・。
家と土地は売るのか。残念だけど仕方ないかと。
母と母の友人がこのことについて話していた時の母の友人の言葉で、ふと思いました。
都内の土地は高いから、一度手放すとまた買うことは難しいんだよねー
ほう・・それはもったいな。
土地が手に入れて私が活用するという手もあるかなと考えました。
私もお世話になった家だし。売っちゃったら祖母と叔母も住むところがなくなるわけし。
私と旦那が建て直して、祖母の家兼アパートを建てたら
収支はどうなるだろう。
旦那にどうおもう?と話すと
いいんじゃない
まさかの即答。とりあえず調べてみたら、と。
ネットで調べても、アパートの規模や広さもわからないのに建設費用や収支なんてわかるわけもなく。
とりあえず、アパート建設するハウスメーカーは建設メーカーに話を聞くか、と問い合わせをすることにしました。
次回は8月27日更新です