家づくりに迷った人にオススメの一冊

スポンサードリンク

クロセの記事を読むのが初めての方は、まずこちらの記事をお読みください。

 

家づくりでは皆さん色々な場所から情報を集めると思います。

しかし家づくりは多様性の塊ですから、自分の方針が固まっていないと多くの意見に翻弄されがちです。

 

私の記事も温熱系に偏っているので、その原因になっているかもしれません(;´∀`)

 

そんな私が紹介するのもなんですが、今回は情報過多で家づくりに迷ってしまった人にお勧めしたい本を紹介します。

内容の詳細は話せませんがおさわり程度に紹介します。

 

あらかじめ言っておくと、この記事に著者や出版社は一切かかわっておらず無償です。

また、アフィリエイトでもありません。

私がいいと思った本を紹介するだけですので、そういった宣伝が苦手な方もご安心ください。

 


 

オススメの一冊

今回オススメする一冊は「建築家は住まいの何を設計しているのか」です。

ビジネスパーソンの必読書】『付加価値のつくりかた』『建築家は住まいの何を設計しているのか』『世界と私のAtoZ』 - 産経ニュース

 

著者の藤山和久さんは家づくり関連の本に多数関わった編集者さんです。

その経験を生かして様々な家づくりの話をまとめたものが本著です。

 

本著は色々な家づくりの話を通して固定概念を壊し、家づくりの視野を広げてくれる内容になっています。

また、様々な建築家の家づくりに対する考え方を知ることで、家づくりに大切なことを教えてくれます。

 

加えて、著者が特定のメーカや建築士に肩入れせず、思想が偏っていないことも良い点です。

そもそも著者が住宅業界で商売をしていないので宣伝も特にありません。

第3者視点で良い家づくりを示してくれています。

 

この本を読んで感じたこと

暮らしをイメージすることの重要性

この本が示す家づくりに重要なことは

「施主が望む生活を明示し、建築士がそれを正しく形にすること」

と私は読み解きました。

 

例として「広いリビングがほしい」といったときに、本当に欲しい部屋は次のうちのどれか。

広く感じる部屋が欲しいのか

物がたくさん置ける場所が欲しいのか

走りまわれる家が欲しいのか

 

選択肢によって解決方法は異なります。

広く感じる部屋が欲しいなら、広くなくても見せ方で工夫はできます。

この考えが明示できなければ、ただ広いだけのリビングが出来上がる可能性が高いです。

 

家づくりで暮らし方を考えることが大事と言われる理由はこれです。

家を一度建ててみないとピンとこない人もいるかと思いますが…

 

まずはどういう家・部屋・デザインを希望するのか、その理由はなぜか。

自分の中にあるなぜ・なにを1つ1つ整理するといいでしょう。

 

固定概念に囚われないこと

ネットで情報を調べていると、情報が偏ることもあるでしょう。

何かしらの「信者」になり、それ以外を否定し始めたら目も当てられません。

 

家づくりは「自分が住みたい家を建てること」です。

危険を避けるために最低限抑えておきたいポイントはありますが、それ以外はあなたがしたいようにすればいいのです。

「こうすべき」にこだわりすぎず、広い視野を持って実現したいところです。

 

幸い、本著には一般的に言われている家づくりとは異なるが、施主が満足している例がいくつも載っています。

あなたの「こうすべき」という呪いを除き、個性的な家づくりを後押ししてくれることでしょう。

 

終わりに

今回はオススメの一冊を紹介してみました。

 

過大すぎるネットの情報。

偏りすぎた思想。

自分がしたいことの否定。

 

こういったものにつかれた時にぜひ読んでみてください。

 

特効薬になるかはわかりませんが、サプリメントくらいには効いてくれると思います。

では。

 

質問がある方は、プロフィールにあるツイッターからいつでもお問い合わせください!

また、アイ工務店に関する情報を知りたい場合は、プロフィール欄にあるブログのほうに多数情報を記載しております!

記事に出てきたハウスメーカーの掲示板

アイ工務店

アイ工務店や注文住宅について専門家への相談

専門家相談(無料)

ABOUTこの記事をかいた人

2020年2月からアイ工務店と一緒に建てたマイホームに居住中。 家の中が寒いのがいやだというところから家づくりを開始した結果、高断熱高気密という言葉に出会う。 以降、いろいろ調べているうちに高断熱高気密の沼にはまり、使者を自称するようになる。