暑い季節は簾やシェードで日射遮蔽をしましょう

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ども、クロセです。

 

前回に続いてエアコンの記事を書こうと思いましたが、

急遽予定を変更してすぐに使える日射遮蔽の話をします。

 

実は過去記事に書いているのですが、今回は少しだけ詳しく書いてみようと思います。

 

暑い季節に入る日射は室温調整の敵です。

遮蔽をすることで暑さも低減できますし、エアコンの電気代も低減できます。

 

というわけで今回は誰でもすぐにできる日射遮蔽の話を書きます。

簾やシェードはどこで買えるの?

安いものでしたら100均で購入できます。

安いものは隙間が大きく日を通しやすいのですが、試しに使う分にはそれで十分だと思います。

 

簾でもシェードでも構いませんが、実際にどちらも使ってみた印象は以下の通りです。


・線状に隙間が空いているので位置調整がしやすい
・反面、固定をちゃんとしないと位置ずれが起こる
・シェードと比較して安価
・シェードと比較して日射が入りやすい
・雨や日射によって強度が落ちやすい

シェード
・穴に紐を通して固定するので位置調整はちょっとしづらい
・反面、固定はしやすい
・簾と比較して日射が入りにくい
・簾と比較して変形しにくい
・簾と比較して高価
・色や模様などデザインが豊富

 

シェードのほうが高価ですが、それ以外の面は総じて優れている印象です。

唯一の利点として簾のほうがちょっと位置調整はしやすいです。

どちらでも日射遮蔽はするためデザインで選ぶのもありだと思います。

 

どうやって窓につけるの?

窓への固定方法ですが、窓の種類によって違います。

しっかり固定する場合は壁に釘を打つ必要があったりします。

が、今回は簡易さ重視の固定方法を紹介します。

 

対象の窓は我が家で採用している「引き違い窓」「縦すべり窓」です。

ほとんどの家ではこの2つがメインだと思います。

掃き出し窓やテラスドアなんかはこれらの応用で固定できるはずです。

 

引き違い窓

引き違い窓は市販の固定用フックが簡単につきます。


このフックは網戸用のレールに挟み込むように固定できます。

フックは簾やシェード同様に100均やホームセンターで購入できます。

 

そしてこのフックに簾を下図のような方向に引っ掛けます。

コーナン オリジナル 天津すだれ 五八間 約幅88×112cm
ちょっと力を入れれば隙間が空くのでそこにフックをねじ込むようなイメージです。

シェードの場合は端部にある穴にフックを通すようなイメージです。


シェードの固定(引用元:タカショーHP)

 

前述していますが、シェードは丸穴で固定なので位置調整がちょっとしづらいです。

簾は隙間が線状なので調整しやすいですが、固定しないとすぐにずれます。

 

縦すべり窓

縦すべり窓は引き違い窓のような固定用フックを取り付けられません。

引き違い窓のようにフックを挟み込んで固定できないのです。

 

私が実践している方法は紐を使って窓で挟みこむ方法です。

夏の日差しが暑い!そんなあなたに簾やシェード | コダテル
簾の上中心に紐を結びつけ、窓で挟んで固定しています。

紐だけで容易に取り付けられて楽なのでおすすめの方法です。

私は簾を使っていますが、シェードでも問題ないと思います。

 

掃き出し窓のようにフックを使いたいなら、縦すべり窓に固定するなら吸盤でくっつくタイプが使えます。

SW-W [強力吸盤スイングフック ホワイト]
これをサッシ部分か窓ガラス部分につけて簾やシェードを引っ掛けるといいでしょう。

ただ、汚れているとくっつきにくいという難点があります。

 

その他

我が家には横すべり窓はないですが、もしあったとしたら前述した吸盤でくっつくフックがいいと思います。

FIX窓の場合は窓の外からではないと簾やシェードを設置できないため難しい。

電動シャッタをつけるか、窓外での遮蔽をあきらめてカーテンで我慢するというのが現実的でしょうか。

 

下図のように窓に庇がある場合は、庇に磁石でくっつくフックが使える場合があります。

コンバイザー モダンスタイル/ベーシックスタイル | 商品を探す | YKK AP株式会社

窓の庇(引用元:YKKAPのHPより)

この場合、窓から離してシェードや庇を設置できるため、より日射遮蔽の効果が大きくなります。
(理由は後述します)

 

簾・シェード固定時のコツ

簾やシェードで日射遮蔽をする場合は2つコツがあります。

 

1つ目はできるだけ窓の上の方で固定することです。

日射は上から差すため、窓と同じ高さで遮蔽しても上の隙間から日射が入ります。

できるだけ上の方で固定するように意識するといいでしょう。

使用するフックもできるだけ上の方で引っ掛けられるものを選ぶといいでしょう。

 

2つ目はできるだけ窓から離れた位置に固定することです。

窓に近いと、シェードや簾にこもった熱が窓を通して多少伝わります。

可能な限り離して設置する方が、屋内の温度上昇に効果があります。

 

2つ目のコツにおいて私が紹介した遮蔽方法は最適ではないことがわかると思います。

まあでも面倒でなにもしないより、最適でなくてもしたほうがいいですからね。

 

カーテンではだめなのか?

カーテンでも多少の遮蔽はできるのですが、カーテンに熱がこもってしまいます。

結果、部屋の気温が上がってしまいます。

 

カーテンで熱がこもっても多少は窓の外に逃げるのでカーテンがないよりはましですが…

やはり簾やシェードを使って家の外で日射遮蔽をするのが理想といえるでしょう。

 

終わりに

今回は猛暑に備えて簡易的にできる日射遮蔽の方法を紹介してみました。

どれも購入、設置が楽な方法ですので気軽に試してみてください。

試してみもう少しいいのが欲しいなと思ったら、ちょっと値段が高いものも試してみるといいと思います。

 

断熱・気密も大事ですが、日射遮蔽も大事です。

特に高高住宅で日射を入れてしまうと熱がこもりやすいですからね。

性能にこだわった家づくりをしている人は、だからこそ日射のコントロールに注意してみてください。

 

では。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

2020年2月からアイ工務店と一緒に建てたマイホームに居住中。 家の中が寒いのがいやだというところから家づくりを開始した結果、高断熱高気密という言葉に出会う。 以降、いろいろ調べているうちに高断熱高気密の沼にはまり、使者を自称するようになる。