【タマホーム】家づくりでこだわった、我が家の寒さ対策4選。【コタエル】

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ご覧いただきありがとうございます。
タマホーム施主のじゅりい(@Jury0909)です。




コダテル宛にこのような質問が届きました。




先日、NHKで「実は危ない!ニッポンの”寒すぎる”住まい」が放送されネット上でも話題になっていますが、皆さんが家を建てる際に寒さ対策でこだわった部分などありますでしょうか?ざっくりとした質問で恐縮ではありますが、お答えいただけると嬉しいです。(窓ガラスがポイントになりそうだと勝手に思ってはいるのですが…)

シングルガラスは激サムさん




シングルガラスは激サムさん、ご質問ありがとうございました。




長野県というそこそこの寒冷地にタマホームで家を建てたじゅりいが、上記の質問にお答えしようと思います。




長野県は広いので、比較的暖かい地域と極寒の地域が入り混じっています(笑)









長野県の寒さについて




諏訪湖の御神渡り



私が住んでいるのは長野県です。そうは言っても広いので、長野県のどの辺かによって気候が全然違います。




我が家があるのは長野県の中信地区。雪は少ないけれど寒い地域です。




夏は35℃を超える酷暑になるくせに、冬は-10℃くらいまで下がります。




夏暑く、冬寒い。って嫌な場所ですね💦




冬の最低気温は-3℃~-10℃くらいを想定していただければと思います。




晴天率が高いので日中は気温が上がることが多く、昼間も氷点下であることは少ないです。




しかし、築30年ほどの古い家では玄関で氷が張ったり、室内が氷点下になることもザラにあります。




そんな場所なので、限られた予算の中でも寒さ対策には力を入れました。




寒さ対策でこだわったこと




私が家づくりで寒さ対策したことは以下の4つです。




我が家はタマホームの中でも「長野エリア限定」という商品だったので、地域に合わせた仕様になっていて断熱材など寒冷地仕様になっています。これはこだわりと言えるか分からないので割愛します。




長野エリア限定商品については以下の記事をご覧ください⇩







①トリプルガラスを採用した







何と言ってもまずはこれ。タマホームの展示場で「トリプルガラスのサッシ」のレプリカが展示されているのを見て俄然興味がわきました。




それまで住んでいた中古住宅はシングルガラスで窓も多く、家の中はものすごく寒かったんです。




室内の暖気と窓からの冷気で気流が発生してましたからね。手をかざすとすごい風を感じました。




窓から来る冷気の凄まじさは身に染みていましたので、窓はいいものにしたい!という思いはとても強かったです。




当時キャンペーン価格でお安くなっていたLIXILのサーモスXを採用。




アルミ樹脂トリプルガラスの窓です。







外側がアルミなので断熱性能はオール樹脂サッシにかないませんが、窓からの冷気はほぼ感じません。




もちろん気流が起こるなんていうこともないですよ!




断熱性能に一役買ってくれている、我が家の頼もしい住宅設備です。






②大きな窓は少なくした




トリプルガラスとはいえ、窓からの熱交換は大きいです。




日射取得もしたかった我が家は、南側に大きめの窓をつけました。




しかし、掃き出し窓は大きいし、そもそも引き違い窓は気密性があまり良くないです。




リビングに掃き出し窓を2つにしようか検討しましたが、1つにしてもう1つを腰窓にしました。




ただ、我が家が気にしたのはリビングの窓くらいで、他をあまり気にしなかったので成功とは言えません。




ここはつけなくても良かったのでは?という窓がいくつも存在します。




トイレや浴室の窓は、いる・いらないがよく話題になります。うちのトイレの窓は一度も開けたことないです💦




③吹き抜けは採用しなかった




リビングからの吹き抜けは開放感があって素敵ですよね。




我が家も吹き抜けを作ってスキップフロアを採用しようかなと検討したことがありました。




しかし吹き抜けは開放感があると同時に暖房効率が良くない、と言われます。




間取りを工夫すればうまくいく場合もあるみたいですが、一般的には暖房効率悪いと言われますね。




失敗して寒い家になったら嫌だったので、我が家は吹き抜けは作りませんでした。




④扉は引き戸を少なく




我が家はリビングと隣の洋室の間のドアをオプションで引き戸に変更しました。それ以外の居室はドアです。




脱衣所の引き戸は標準でした。




引き戸はオプション扱いだったということもありますが、居室の気密性が下がりやすいのでドアにして良かったと思っています。




一般的に引き戸はすきま風が入ってきやすいと言われています。でも、最近の引き戸は最初からすきま風対策でモヘアテープがついているので、そこまで寒くはならないかもしれませんけどね。




すきま風が気になる場合は、後からすきまテープをつけるなど対策すれば気密性上がりますよ。




家を建ててから対策したこと




ここからは住み始めてから行った寒さ対策です。




ドア下からの冷気対策







ドア下からの冷気には、セリアのドラフトストッパーを愛用しています。




何しろ100円なので、いくつか買っておいてダメになったら交換しています。




 




我が家は猫を飼っているので、猫にかじられることがあるんです。






スイッチの隙間からの冷気対策




スイッチやインターホンモニターのすきまに手をかざすと、けっこう風が入ってくるのが分かります。




昨年秋に気密(防気)カバーを購入して自分でDIYしました。







寒くなればなるほど冷気も冷たくなりますので、すきま風対策としては有効だと思います。




その他にも、窓からの冷気対策や引き戸のすきま風対策など行っています。







もっとお金をかければできること




我が家はタマホームの地域限定商品での標準仕様で建てましたが、お金をかければもっと暖かい家にできたと思います。




その辺は予算と相談ですね。




タマホームの寒冷地仕様商品のひとつに「大地の家」というものがあります。




この商品は北海道や北東北など省エネ区分1、2地域の寒い場所を想定したシリーズだったもので、2年前から全国で販売が開始されました。







大地の家では壁はダブル断熱となっています。グラスウールなどの充填断熱に加えて外側にフェノールフォーム保温板を外張りすることで、暑さ寒さを抑えて快適な室内空間を作ることができます。




また、窓についてもオール樹脂トリプルガラスを採用していますので、さらに高い断熱性能を発揮してくれることでしょう。




ただ、当然お値段は通常の商品より高いです。




床下や基礎、屋根裏の断熱も、お金をかければ増やせるかも?その辺は家づくりをするハウスメーカーや工務店さんと相談してみてください。






おわりに




寒さ対策は家づくりの要と言っても過言ではないかもしれません。




特に寒冷地にお住まいの方は優先度が高くなると思います。




私も寒さ対策を第一に家づくりをしました。




高気密高断熱の家は、寒さだけでなく暑さにも強く、年間を通して快適な住まい空間を提供してくれます。




ヒートショックや熱中症など、気温差による健康被害のリスクも低減します。




我が家は一例ですし、もっと高気密高断熱のお宅もたくさんありますので、ぜひ様々な事例をご覧になって家づくりの参考にしていただければ幸いです。




最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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ABOUTこの記事をかいた人

2019年に長野県でタマホームの家を建てました。夫婦と娘2人、猫2匹と共に暮らしています。建築先をタマホームに決めてから「タマホーム的長野で快適家づくり」というブログを開始。ローコスト住宅でも暑さ寒さに負けない快適な家づくりを目指しています。細々と大家もやっています。よろしくお願いします☆彡