【タマホーム】2022年「大安心の家」の仕様を2019年時点との比較。値上げと共に性能も向上しています。

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ご覧いただきありがとうございます。
タマホーム施主のじゅりい(@Jury0909)です。




タマホームの主力商品である「大安心の家」。




その名のとおり、タマホームでこれを選んでおけば間違いないと感じる内容の商品です。




最初に商品名を聞いた時は『ちょいダサ』と思ったのは内緒で💦




その「大安心の家」は、私が建てた2019年時点のスペックからさらにグレードアップしております。




カタログから分かる情報のみですが、2019年時点と2022年時点の違いを比較してみます。




すごい推しちゃったけど、我が家は廉価版の「木麗な家」です💦
でも、大安心仕様になっている所もあるんですよ。









タマホームも値上げの波には逆らえない




大安心の家に関わらず、タマホームも建築価格を値上げしているようです。




昨年初冬に私の地域にあるタマホーム展示場へ行った際、担当営業さんからその話を聞きました。







その時点での値上げ幅は、私が建てた時と比べて200万円ほど上がっているとのことでした。




コロナ禍にウッドショック、そして今は原油価格高騰に世界情勢不安まで加わり、これから建築価格がどうなるのか全く見通しが立ちませんね。




省エネ区分による変更




省エネ区分に対応した商品ラインナップに変更がありました。




令和元年に省エネ区分が改正されたことにより、商品ラインナップも見直しがされたようです。




また、2021年から「大地の家」の販売が始まったこともあり、省エネ区分1、2地域の商品は「大安心の家【大地】」から「大地の家【1・2地域】」に変更されました。




木麗な家【大地】は、まだありますよ。




2019年時カタログより




2022年時カタログより






断熱材の種類・厚みの比較




3年前のカタログと比較すると、断熱材の仕様に変更がみられます。












※変更箇所は赤字にしています




【天井】




3地域:吹込みグラスウール13K 210㎜以上➡吹き込みグラスウール300㎜以上




4~7地域:高性能グラスウール14K 155㎜➡高性能グラスウール 155㎜




【壁】




3・4地域:高性能グラスウール20K 105㎜➡高性能グラスウール 105㎜




5~7地域:高性能グラスウール14K 105㎜➡高性能グラスウール 105㎜




【床下】




3地域:押出法ポリスチレンフォーム3種 95㎜➡フェノールフォーム断熱材1種 90㎜




4~7地域:押出法ポリスチレンフォーム3種 65㎜➡押出法ポリスチレンフォーム3種 65㎜(建築エリアにより「ビーズ法ポリスチレンフォーム75㎜」になります)




「高性能グラスウール」の密度表記がなくなりましたね。




建築エリアにより断熱材の仕様が異なります、と注意書きがあるので、どんなグラスウールを使うのかは店舗で聞いた方が良さそうです。




サッシ・ガラスの比較




サッシやガラスの仕様も一部変わっています。




2019年時カタログ




2022年時カタログ




※変更箇所は赤字にしています




3地域:樹脂サッシLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス入り断熱タイプ)




   ➡樹脂サッシLow-Eトリプルガラス(アルゴンガス入り断熱タイプ)




4地域:樹脂サッシLow-Eペアガラス(アルゴンガス入り断熱タイプ)




   ➡樹脂サッシLow-Eペアガラス(アルゴンガス入り断熱タイプ)




5~7地域:アルミ樹脂複合サッシLow-Eペアガラス(遮熱タイプ)




   ➡樹脂サッシLow-Eペアガラス(アルゴンガス入り断熱タイプ)




以前は5~7地域の窓はアルミ樹脂ペアガラスの遮熱タイプだったのが、現在はオール樹脂ペアガラスの断熱タイプに変更されています。




より一層断熱性能に力を入れているということなんでしょうかね。




断熱等性能等級の「等級5」を取得




2022年4月に新設された、断熱等性能等級の「等級5」を取得しているそうです。







カタログが新しくなるタイミングで新設されたので、このようにドカンと表記されています。




他の商品についても今まで断熱等級4を取得していたので、カタログ更新のタイミングで等級5取得と表記されそうな気がしますけどね。






住宅設備の変更




カタログを見る限りでは、選べる住宅設備に大きな変化はないようです。




キッチンは、クリナップ・LIXIL・EIDAI・タカラスタンダード、トイレはTOTO・LIXIL、などなど。




ひとつ変化があったのが、浴室のラインナップに「タカラスタンダード」が加わったことです。




大安心の家カタログ(2022)より



すっかり見落としていましたが、Twitterで相互フォローの春巻きさんが教えてくださりました。




春巻きさん宅は最近引き渡しされたばかりの新築で、タカラスタンダードの浴室を選んだそうです。




タマホームで採用できるのは、「リラクシアP」というビルダー向けのシリーズです。







ホーローパネルの壁…もちろんマグネット収納が可能ですし、お掃除もしやすそうです✨




タカラスタンダードのショールームへ行った時浴室も見学したんですけど、とても良かったんです。タカラの浴室も選べたらなーと思っていたのが現実になりました!




あと3年早く採用できるようにしてくれていれば選んだのになぁ…(ブツブツ)




タマホームで採用すると「タマホーム仕様」となり、床材は磁器タイルではなくFRP床になるとのこと。




耐震架台はつくそうです。




春巻きさん、教えていただきありがとうございました!




そう言えば代わりにLIXILの浴室が無くなってない?







タマホームはカタログに書かれていること以外にも、支店や地域毎にキャンペーンをやっていることもありますので、詳細はお近くの店舗で聞いてみてください。






おわりに




私が家づくりを始める際にもらった資料と、ごく最近の資料を比較してみました。




昔の資料はもう使わないと思って処分してしまったんですよね。でも撮影しておいたのが役に立ちました。




キッチンや浴室などの住宅設備は各社値上がりのニュースが記憶に新しいと思いますので、そのあおりを少なからず受けているのは間違いないでしょう。




しかし、何でも値上がりでただただ家計を圧迫しているというわけではなく、中身を見てみると改善されている点もあります。




断熱材の仕様変更など、家づくりで注目する人がどのくらいいるのやら。




値上げされてもその分いい家が建てば、満足度も上がりますね。




ただ、このまま値上げが止まらないとなると、ローコスト住宅と言えなくなってくるのでは…という気もしますけどね💦




タマホームさんには性能もお値段も両方頑張っていただきたいものです。




最後までお読みいただき、ありがとうございました!




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ABOUTこの記事をかいた人

2019年に長野県でタマホームの家を建てました。夫婦と娘2人、猫2匹と共に暮らしています。建築先をタマホームに決めてから「タマホーム的長野で快適家づくり」というブログを開始。ローコスト住宅でも暑さ寒さに負けない快適な家づくりを目指しています。細々と大家もやっています。よろしくお願いします☆彡