どうもTfamilyです!!
前回更新から随分と時間をあけてしまっていましたが、ようやく更新できました。
新築注文住宅や既存宅リノベーションで家造りをされている方は工事中どうされていますか?
今回は我が家で工事中に確認した内容や立ち会った場面等を特に大事だと思った部分、抜粋して簡単にご紹介します。
これから着工の方や現在工事中の方は参考にしてみて下さい。
それでは早速いきましょう!!
着工後に行う事
着工までは間取りの確定、仕様の打合せ、デザインの選定等、毎週の様に家造りに時間を割くわけですが、着工してからというものの何をしていいか分からないという方は多いかと思います。
何をすべきかなんて正解はないのですが、施主として確認した方がいい事は多岐に渡ります。
住宅会社が行う事としては…
- 施工基準に沿った品質が保たれているか
- 安全管理が行き届いているか
- 工程通りに進捗しているか
等があります。
インスペクションで確認する事としては…
- 住宅会社の基準ではなく、より良いクオリティにする為、施主では確認できない部分への言及
- 気密、断熱数値測定 ※住宅会社側では積極的に行わない事もあります。
等があります。
では、施主としては何を確認した方がいいのか。
施主として確認する事
先述した通り、正解はありませんが住宅会社やインスペクターでは確認ができない部分に重点をおいて確認をする事を我が家では行いました。
というのも、施工品質や数値測定等、施主自身ではできないですし、そもそもこういった部分はノーチェックで任せられる会社及び担当者に依頼をしているのであって同じ時間を工事中に費やすのであれば施主ならではの確認を行うのがベストではという考えです。
何を確認する?
では、我が家では何を確認したかというと以下になります。
- 工事中雨の日は何の作業をしていたか
- 電気配線の最終確認
- 廊下、階段の内寸法
- 仕上げ材の貼り分け位置
- 木完後の空間確認
- 壁付TVの取付位置
他にもまだまだありますが、これら全て図面やパース等では確認がし難く実際現場で確認した方が距離感やサイズ、イメージが膨らみやすいです。
一見すると気にしなくてもいいかもしれませんが、雨の日の作業の仕方や養生の仕方はその会社・担当者・職人の性格が出やすかったりするので確認しておくと良かったりします。
建材は濡れるとアウトですし…
この時代に建材を濡らすなんて事は先ずあり得ませんので心配は要らないかと思いますが、一生に一度の家造りなので記憶しておくと工事中も楽しめます。
その他の確認した内容もある程度は着手前に把握はできますが、細かい部分は現場を確認しないと分かりません。
また、基本的には素人の多い施主側では図面等を確認しただけでは判断できません。
是非、上述した内容を中心に最終確認を推奨します。
確認したところで…
但し、確認したところで変更したくてもできない場合があります。
例えば、廊下・階段の内寸法はもう少し広くしたいと思ってもほとんどの住宅会社は変更不可です。
では、何の為に確認するか。
家具や大物家電を搬入するのに問題がないかどうかの為です。
新規購入を考えている多くの場合、工事中に家具や家電製品を選定します。
その選び方は形やデザイン、配置場所に対してのサイズだけでなく、搬入経路を考慮した上での形やデザイン、サイズが重要になります。
『何となく入るかな』と考えただけでは搬入が難しく選んだものが希望する位置に搬入できず、クレーンの使用や工事中の搬入も検討せざるを得ません。
こういった事は住宅会社や担当者は把握しきれない事ですし、もちろんインスペクションするものではありません。
施主側で自己責任の元、相談したりする事が必須になります。
竣工検査
施主立会の元行われる竣工検査ですが、これは中々難しいと感じています。それもそのはず、それまでに何ヶ月もかけて建ててきた家をたった1日のそれも数時間で全てチェックなんてほぼ無理に決まっています。
どこを確認すればいいのか・何を気にしておけばいいのかなど、素人の施主様からすると考えるだけで不安でしかありません。
ここは考え方を改め、その日に全て解決しなければいけないと言う考えを例外を除き一旦、捨てましょう。
もちろん、建ててくれた住宅会社への確認は必要ですが、実際に引渡しを終えて住まいながら気づく事は山ほどあります。
それはその時に指摘させていただいても良いでしょうか。と確認しておきましょう。
それと同時に写真や動画等で状況が分かる様にしておく事も施主としての責任の範疇だと感じます。
この辺りは会社によっても、施主様によっても考え方に違いがあると思いますので一概には言えませんが、竣工検査の日を気楽に感謝の気持ちと共に住宅会社の担当者と過ごすのが大切だと思います。
各種設備機器の使い方を聞いて、重要な所の説明を受けたら後はその後気付くたびにお伝えしてもいいと私は思います。
事実、我が家では引渡し後に何度も家に来てもらっています。
これは呼んだら必ず対応してもらえる訳ではありませんが引渡し後の住宅会社との付き合い方として一つ頭に入れておいてもらっても良いかと思います。
まとめ
一部、例を上げてご紹介しましたが、如何でしたでしょうか。
家造りはその家によって様々なので工事中の施主の立ち位置も変わってきます。
ただ、住宅会社担当者の役割り・インスペクションを採用する方はインスペクターの役割りを十分に理解し何をするといいのかを考えてみる事はどの家も変わりないと思います。
時間があり、毎日の様に現場に行けない場合でもポイントを掴んでおけば効率よく工事中の家造りが楽しめると感じます。
何よりもその家造りに携わる関係者が信頼できる事が第一ですけどね。
今回はここまで。
何かご質問や気になる事がありましたらお気軽に問い合わせ下さい。
わかる事なら何でもお応えしていきたいと思います。
それでは!!
See You Next Time!