どうも!!
Tfamilyです!
前回に続き、今回も家づくり相談室『コタエル』に寄せられた質問に回答をしたいと思います。
住まい計画をされている方やこれから家づくりをしようと思っている方は是非最後までご覧ください。
今回寄せられた質問・相談はこちら
質問者:ひまわりさん
以下質問・相談内容
はじめまして、色々なサイトを探してこちらに辿り着きました。
定年に当たり、古くなった家のキッチン他色々リフォームしました。メインはキッチンで、メーカーのショールームを見比べてタカラスタンダードのトレーシアにしました。
まずキッチンを決めてからタカラで紹介してもらった業者に依頼して洗面所交換、フローリングと天井の張替えなどもまとめてリフォームしました。
メインのキッチンにトラブルがあります
1.流し台の枠の部分に大きな凹みキズが有り取り敢えず使える状態に全体を組んで、傷のある流し台の枠部分は交換待ちになりました。
2.1で組み付けした時点で、コンロが右に寄りすぎていて真ん中の引き出し(1番上)に緩衝していて引き出しが最後まで閉まらない事に気が付きました。(左コンロで流しは右側配置)
3.1の流し台枠の交換時に2の状態を伝えて位置を直してもらうよう依頼しました。
直しては貰えましたが納得の行く状態でなく、コンロがコンロ下の収納引き出し2つとは端のラインが直線にならず、また、真ん中の3段の引き出しから見て右側の流し台側はピッタリきれいに枠がセットされているのに、左側のコンロ側は枠同士がピッタリ着いていないので引き出しの左右の隙間の幅が違います。
ショールームで見たようにきっちりキレイに出来上がると思っていたのにガッカリしています。
これは普通の事で私が細かすぎるのでしょうか?
ショールームと同じようにと思うのは期待しすぎでしょうか?
このあと見つかった他のキズは部品交換して貰えることになりましたが、一番大事なビジュアルなのにこれって普通によく有ることなのでしょうか?
ご近所や友達の家のキッチンを何軒か見せてもらって、どこの家もキレイに組み上がっているのでモヤモヤしてしまいご相談させて頂きました。
よろしくお願い致します。
エピソード付きのご相談でメインでリフォームした部分に対して悩まれている様子ですね。
詳細まで把握できないので確実なことは言えませんが、リフォーム会社に籍を置いていた私の知見・体験談で回答できる範囲でお答えしたいと思います。
お伝えできること
先ずは今回の問題に対して感じることが2点あります。
1点目
リフォーム会社から最終的な形が基本仕様では無いことに対して説明があったかどうかです。
リフォームなのでショールームで見たままではなくなることが多々あります。
これは既存の建物に全てを依存するため致し方ありませんがその説明をリフォーム会社が事前に説明していたかどうかです。
ここで、説明がなかったり別の説明を受けていたならリフォーム会社側に落ち度がある内容になると思いますが、何かしらのエビデンスは必要と思います。
通常、誰がみてもおかしい納まりやキャビネットの組み方であればメーカー(今回でいうとタカラスタンダード)も保証しないというケースが出てきます。
また、リフォームと言えど建物に歪み・傾きがなければ(許容の範囲内であれば)ショールームに展示してある形で設置されるのが理想ではなく一般的です。
(その前に建物に歪み・傾きがあれば施工はしないですがそれでも施工するリフォーム会社は多くあります)
2点目
今回納得のいっていない部分はキッチン(設備機器本体)ということでリフォーム会社というよりは施工している部隊はメーカーのスタッフと思います。
あくまで質問者様が話をしているのはリフォーム会社と思いますが住宅設備機器(特にシステムバス・システムキッチン)に関して、施工はリフォーム会社からさらにその先のメーカーに依頼していると思いますのでメーカーへの確認も必要です。
また、そのタカラスタンダードが紹介してくれた業者であれば尚更確認は必要だと感じます。
既に確認をされていて、何らかしらの対応をしてくれないのであればメーカーの中でも別の窓口への対応を求めることをおすすめします。
体験談
今まで幾度となく当該メーカーの製品を設置してきましたが、中には配送時に既に傷がついていたり再度納品したものに凹みがあったこともありました。
これは全メーカーに言えることなので偏った意見は言えないですが、人間が運んでいる以上起こり得ることなのでその後にきちんと対応してもらえるかをすぐに協議することが大切だと思います。
リフォームなので住みながら工事をするということがあるため、施主側でつけた傷・凹みだと言われてしまうケースもあります。
大事なのはすぐに協議しその後の対応がどうなるか期日を決めて回答をもらうことです。
でないとタイミングを逃してしまい、本来得られる対応が受けれなくなるので注意が必要です。
最後に
長くなりましたが、まとめると…
- リフォーム会社との約束はどのようなものだったか確認が必要
- 施工しているのは誰なのか(メーカーなのかリフォーム会社なのか)
- リフォームと言えどショールームとは違う形で住宅設備が設置されることはない(例外はあります)
- 傷や凹みは確率は低いですが起こり得る
- 協議・その後の対応は期日を決めてやり取りをする
以上が現時点での大切なポイントかと思います。
また、詳細を把握しないままの回答であるため、的外れな回答の場合もありますことご容赦ください。
本件、当該メーカーを否定するものではなく考えられる内容を列挙した内容になりますのでご了承ください。
今回もコタエルの質問に回答する形の記事になりましたが参考になりましたでしょうか。
家づくりは新築だけではなくリフォームもあります。
お気づきの点やご意見あればコメントをください。
今回はここまでです。