注文住宅は子育てがしやすい。
子持ちで賃貸に5年間過ごして注文住宅へ。
今回は注文住宅で家を建て、実際に3年間住んで感じた賃貸との生活の違いを紹介していきます。
ソラマルです(Twitter)
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賃貸から注文住宅に住み替えて感じたメリット
社会人になり実家を出て賃貸で一人暮らし。結婚して子どもができ、何となく家が欲しいなと思って家づくりを始めました。
ここでは私が実際に注文住宅に3年住んで感じたメリットを紹介していきます。
同じ家だと思い出が積み重なっていく
結婚前から賃貸で住み続け、子どもができ、転職で引越し、また子どもができ。その思い出は大切なものです。
しかし、私は結婚してから4度の引越しを経験。そのたびに住む家が変わり思い出が薄まっています。
引越しが多かったのも原因ですが、「あのときはあそこの家であんなことがあったな」と、どうしても遠い昔のような感じに。
思い出としてはあるのですが、毎日見る自分の家に比べて思い出すタイミングも少ないです。
「そういえばあのキズは」とか、「長男が幼稚園のときは、ここでこんな風に見送ったな」とか、同じ場所にいることでふと思い出すことも多いです。
子どもが元気よく遊べるようになった
また我が家は子どもが楽しく遊べる空間を確保するために家を建てました。

- ゲームのできる場所
- おもちゃを自由に広げられる場所
- 走り回れるリビング
- なわとびやボール遊びができる和室など
I型のLDK+和室にしたので、ボーリングや軽いキャッチボールくらいならできます。
賃貸だと置くスペースのなかったトランポリンを余裕を持っておけたね。
小学校でする跳び箱や鉄棒の練習も家の中でできるよ。
感情的に怒ることが減った
賃貸では子どもの声や足音など、隣人に気を遣っていました。「もう遅いから静かにしなさい」なんて何度言ったでしょうか。
今ではそれも良い思い出かもしれませんね。
ほかにも
- お風呂あがりの早く服を着なさい
- キズつくからおもちゃを投げないで
- 危ないから走り回らないでなど
一度は経験したセリフではないでしょうか。
我が家は
- 一条工務店の床暖房
- 森のしずくのフロアコーティング
- 走っても大丈夫な間取りなど
育児のストレスに対応できるような家づくりをしました。
たまにイラっとするようなこともありますが、賃貸に比べて感情的に怒るようなことはほとんどありません。
森のしずくのフロアコーティングは別記事で紹介しています。
家事ラク動線を手に入れた

家事ラク動線は家づくりで重要です。せっかく家を建てたのに毎日する家事にストレスを感じていては住みづらい。
よくあるのは
- 水回りはまとめてキッチンからすぐ行ける
- 玄関からキッチンへ土間続きで行ける
- 洗濯はランドリールームで完結
- ルンバで掃除できるように工夫など
ランドリールームに収納はつくれませんでしたが、1歩で洗面台の収納に行けるのですぐ片づけができます。
ブログで我が家の間取り公開中
子育てはシンプルな間取りが使いやすいです。
掃除を積極的にするようになった
賃貸では部屋が汚れたり、お風呂にカビが生えたりしても「また引っ越すから良いか」と思っていました。
しかし家を建ててからはきれいに保てるよう意識しています。
カビが生えても掃除しなかった私が、今ではお風呂の拭き上げまでしています。
きれいにしておくと長持ちするので、結果的に将来かかるメンテナンス費用も抑えられます。
家を劣化させず長持ちさせるために、定期的な掃除と点検をしましょう。
参考:フリーダムな暮らし
虫が少なくなった
今の家は周囲に畑や川、用水路があり虫の多い地域です。しかし家の中に虫はほとんどいません。
一条工務店で高い気密性の家を建てたため、虫の入るすき間がほとんどありません。
ただ換気扇や引き違い窓などがあり、完全に虫が入らないのは難しいです。しかし対策はできます。
虫が家に近づいてきそうな場所に忌避剤をまきましょう。

私は年に2~3回、虫の多さに合わせてスプレーを庭や外壁、窓に噴霧しています。
風邪をひきにくくなった

家を建ててから子どもが風邪をひきにくくなりました。
断熱性が高く、また一種換気システムを採用したことで家の中は温度差がありません。
参考:一条工務店の断熱材比較
賃貸ではタイマーでエアコンを使い、寒かったらまたつけなおす生活。また暖房の風でのどが痛いなど体調も崩していました。
今は冬は床暖房、夏は温度差のない空調管理が可能になり健康的に過ごしています。
ただ、床暖房単独では家中が乾燥するので注意してください。
もし一条工務店なら加湿オプションの『うるケア』がおすすめです。
子どもが自分から勉強してくれる
我が家はリビング学習を採用しています。勉強用の机を用意できませんでしたが、今年小学3年生になった息子はダイニングテーブルで毎日1時間は自分から勉強しています。
学習は環境が大切で、すぐに勉強できるように収納を確保したり、親の目が届くようにしておくと子どもも安心して学習ができます。
お兄ちゃんの姿を見て、次男も自分から勉強するようになりました。
庭で遊べるようになった

子どもがスポーツの練習や自由に遊べる庭が欲しい!というのが私の理想。
庭は人工芝を敷いて子どもがサッカーをできるぐらいの広さを確保しました。
賃貸では他の大きな子どもたちが遊んでおり、うちの子は自由に遊べませんでした。
また庭もなく駐車場でした。
収納に困らない
注文住宅にしたことで、自分たちの好きな場所に、好きな広さの収納を確保できました。
もちろん予算の都合で確保できなかった収納もありますが、屋根裏収納をつくり対策しています。
参考:一条工務店の屋根裏収納
光熱費がほとんどかからない

これは規格住宅でも可能かもしれませんが、性能の高い家を建てることで光熱費が段違いに安くなります。
賃貸ではガス代+電気代で3万円近くかかっていました。
しかし今はオール電化に変え、24時間床暖房や冷房をつかって1~2万円です。
しかも太陽光発電+蓄電池があり、支払いよりも売電が年間10万円より上回っています。
X(Twitter)で家垢の友人ができた
私は家づくりで失敗しないためにX(Twitter)やInstagramで情報収集をしていました。
そのうちXが1番自分に合っており、自分も情報発信をする立場に。そのうち家垢(家づくりや実際に住んでからの生活を発信している人たち)同士でつながりができ、楽しくSNSができています。
今ではありがたいことに1,700人ものフォロワーが。
私のX(Twitter)では日頃の様子や最新情報の発信もしています。よければ参考にしてください。
賃貸から注文住宅に住み替えて分かったデメリット
ここからは賃貸に比べて感じるデメリットを紹介していきます。
地域の清掃がある

私の地域では定期的に清掃活動があります。
週末の朝8時から清掃に出るという賃貸ではありえなかった活動。義務ではないですが、何度も参加なければご近所づきあいにも気を遣うようになります。
賃貸ではあまり気にしなかった近所づきあいも、家を建てると意識しないといけません。
行事への参加が必要
- 子ども会
- 夏祭り
- 市民運動会
- 公民館の清掃
- 通学の見守り隊など
地域行事はたくさんあります。役員を順番に担当する必要もあり思った以上に大変でした。
賃貸ではかからなかった費用がかかる
家を建てると地域の町内会費や自治会費といった支払いが必要です。
場所によっては、支払わないとゴミ捨て場も使えないとか。
年間数千円~1万円くらいが相場ですが、今までになかった費用なので払いたくないと思う人も多いです。
他にも家や土地の固定資産税がかかります。年間10万円を超える高額な支払いがあり、家づくり中から念頭において住宅ローンを組みましょう。
引っ越したいなと思っても簡単に動けない
賃貸とは違い家を建てると引越しが簡単にできません。
仕事で何年もとなると単身赴任になる可能性も。
専門職で転職を自由にできても、引越しができないと職場を変えるのも大変です。
庭の掃除が大変
賃貸では共益費を払い、庭掃除を業者や大家さんがしていました。しかし持ち家になると庭掃除は自分でしなくてはいけません。
外壁や地面、排水設備など掃除する場所はたくさんあります。外まわりの掃除をできるだけラクできるよう外構でも工夫しましょう。
我が家の外壁は雨と太陽光できれいになるハイドロテクトタイルを採用しました。外壁も汚れにくいものを選ぶとラクできます。
家の不具合に過敏になった
賃貸では
- カビが生えないようにしたい
- きれいに保ちたい
- できるだけ家を長持ちさせたいなど
賃貸ではなかった思いがあり、家の不具合に過敏になりました。
もし何か不具合があり交換すると
- 元通りきれいにならないかもしれない
- 高額な費用がかかるかも
そんな不安感があります。
将来かかる費用に漠然とした不安がある

賃貸では住宅ローンのような借金はありません。
住宅ローンを組むことで、本当に払い続けられるだろうかと不安になります。
固定費を見直してできるだけ無駄な支払いがないように意識はしていますが
- 将来かかってくる子どもの教育費
- 老後資金
- 家のメンテナンス費用など
本当に今のままで大丈夫なのか漠然と不安になります。
もちろん家を建てる前にFP(ファイナンシャルプランナー)と相談していますが、完全に安心して生活はできません。
余裕のある住宅ローンを組んでも不安はあると思いますが、しっかり検討しておくことで目安がわかります。早いうちから定期的に固定費などを見直しましょう。