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冬に暖かくて快適な生活のために導入した『全館床暖房』。しかし、今年は雪が降るのと同時に、湿度が35%まで下がってしまいました。
やっぱり床暖房が原因で乾燥したのかな?
うるケアは効果がないの?
一条工務店には『うるケア』といって、全館加湿システムがあります。加湿器なしでも湿度を40~50%で保ってくれる機械です。
しかし、今冬の湿度は40%を切り、原因を探しました。
我が家では、ある時間に大きく乾燥するタイミングがありました。
今回の記事では、部屋が乾燥した原因と対策、そして実際に湿度がどれくらいに変わったのか報告します。
なぜか乾燥する時間は洗濯物を干したあと
洗濯物を干すと加湿されるのが普通です。しかし我が家の場合、洗濯物を干したあとに部屋の乾燥がみられました。
なんで洗濯物で加湿されていないの?
我が家の洗濯物の乾かし方
我が家ではランドリールームに洗濯物を干したあと、衣類乾燥機を使って乾燥させていました。しかも冬でも湿度をキープできると言われているハイブリッド型を購入。
たしかに今までは乾燥が気になったことはありませんでした。しかしなぜか今冬は乾燥が目立つ。
衣類乾燥機を使っても40%を保てた湿度が、今冬は急に34%まで低下しました。
そもそも床暖房で乾燥したんじゃないの?
床暖房やエアコンを使うと部屋が乾燥します。これはどこのハウスメーカーや工務店でも同じです。
実際、一条工務店で家を建てた方の多くが大型の加湿器を使っています。
私は加湿器の掃除が嫌でうるケアを採用しました。
そのおかげで今まで加湿器なしで快適に生活。しかし今冬はダメでした。
前の冬は湿度40%あったのに、なんで今冬は急に乾燥したんだろう。。。
今冬の乾燥がひどかった原因は?
- 天候
- うるケアの不具合
- 木材の乾燥
- 衣類乾燥機が不良品だった
- 換気扇の使用頻度
我が家で考えられる原因はこの5つ。
乾燥する1番の原因は天候
冬になると乾燥した空気が大陸から流れてくるため、日本中で乾燥します。
高性能住宅を目指している一条工務店では、1種換気でロスガードを採用しており、外気が乾燥しても室内の湿度をある程度保てます。
しかし何もしなければ外気に徐々に近づき、室内も乾燥するため、一条工務店といえど加湿は必要です。
問題は今冬、うるケアだけで湿度を保てなくなったこと。
うるケアの不具合があった可能性
2023年12月、X(Twitter)上で話題になったのがうるケアのメンテナンス。
寒冷地域対象で、うるケアのアップデートが開始されています。
うるケアは極端に気温が低下すると、加湿性能が低下する恐れがあるそうです。
たしかに一気に気温の低下した時期と乾燥した時期が重なっていました。可能性としてはあるかもしれません。
うるケアの解説も一緒に読んでみてください。
実は3年目が運命の分かれ目
木造住宅では、新築のときと比べて2年目、3年目では乾燥します。なぜなら、もともと持っていた木材の水分が失われていくから。
そのため、1年目は「思ったより乾燥しなかった」という人が多いはず。しかし、2年目以降は、「去年大丈夫だったのに乾燥が気になる」といったことも。
我が家は3年目だから、一気に乾燥したかも?
参考:暮るみ
衣類乾燥機の不具合?
我が家の衣類乾燥機はPanasonicのハイブリッド型です。
実はこの型番は不良品が見つかり、一度回収され新品に交換されました。
発表では除湿ローター部の発火が原因ですが、何かしら除湿機能に影響があったのかもしれません。
新しい衣類乾燥機の除湿機能が高まった可能性もある?
もしかしたら除湿機能が向上し、乾燥が目立つようになった可能性も考えられますが、こればっかりはわかりません。
換気扇の使用頻度について
冬に乾燥が気になる、夏に湿度が高いなど、室内を快適な環境に保てない原因の1つが換気扇です。
原則、換気扇を使うほど部屋が乾燥したり、ジメジメしたりと良いことがありません。
冬はお風呂の換気扇を使わないので、換気扇が原因ではなさそう。
我が家では、床暖房を使う季節にお風呂の換気扇は使いません。ドアを開けておけば勝手に乾燥するからです。
また、お風呂の湿気が部屋にくるため、良い感じに加湿されます。
今冬からサーキュレーターを導入してみた
衣類乾燥機の除湿機能が高く、うるケアの性能低下のどちらも補える方法を考えた結果、サーキュレーターを導入しました。
部屋を乾燥させずに洗濯物を乾かせば解決だね。
実際にサーキュレーターを使い始めてから、湿度は40~47%をキープできるようになりました。
ジメジメした感じもしないので快適でした。
洗濯物も朝までには乾いていたよ。
分厚い服やバスタオル、シーツなども一晩で完全に乾いていました。
ちなみに洗濯物が多いときはタイマーをしていません。
サーキュレーターにしたことで節電効果も
サーキュレーターにすると衣類乾燥機よりも乾燥に時間がかかります。しかし、1日の消費電力を10kwh前後節電できました。
単純に家電の違いによる消費電力だけではありません。
湿度が上がると部屋が暖かく感じるため、床暖房の設定を2~3℃下げられた。
実はサーキュレーターを使う前は室温を25.5℃前後をキープできるように床暖房を調整していました。
しかし、湿度の上がった今では床暖房の設定温度を下げ、室温は24℃になっています。
ランドリールームも温度を下げると洗濯物が乾きにくくなったため、ランドリールームは元の設定温度にして解決です。
まとめ
寒冷地域ではうるケアの加湿性能が低下する恐れがあります。もし乾燥が気になる場合は、サーキュレーターによる洗濯乾燥をしましょう。
たしかに衣類乾燥機なら年中使えて便利です。とくに梅雨の季節はサーキュレーターだとジメジメするでしょう。
冬ですら湿度が50%近くなります。私が今使っているサーキュレーターでは、夏のエアコン除湿だけで補える能力はないと思われます。
しかし初年はサーキュレーターを使用し、梅雨の季節を体感してから衣類乾燥機を検討するといいと思います。
サーキュレーターの性能次第、除湿機能の高いものもあります。
個人的には両方購入し、使い分けるのが快適。でも収納場所や購入費用もあるので絶対ではありません。
また洗濯物の量や生活環境でも異なります。他の家でしている方法も参考になると思いますが、最終的にあなたの家での快適さは、あなたが試していくしかありません。
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