一条工務店といえば全館床暖房。床暖房は他社でも採用できますが、全館となれば一条工務店以外ではなかなかありません。
- 足が冷えて痛い
- 裸足で過ごしたいのにスリッパがかかせない
- お風呂やトイレが寒くて嫌だ
- エアコンの風が苦手など
床暖房は高級品ですが、冬に子どもが「足が痛い」と悲しい顔をする、私が暖かい家づくりを最優先にするには十分な動機でした。
・床暖房で解決した冬の悩み
・床暖房で感じたデメリット
今気になっている賃貸での冬の悩みが解決されるのか考えながらこの記事を参考にしてください。
ソラマルです(Twitter)
別で一条工務店をまとめたブログを運営
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Contents
床暖房で解決した冬の悩みを紹介
まずが我が家が悩んでいた冬の悩みを紹介します。
- 妻や子どもが足が冷えて痛いと言う
- 裸足で過ごしたいのにスリッパが必要
- 夜のトイレやお風呂が寒くて困る
- 夜寝るときや寝起きが寒い
- エアコンの風で喉が痛くなる
足が冷えることはないが、思ったより暖かくない
床暖房といえば床がホカホカして暖かいと想像します。しかし床暖房は床にぬくもりを感じるほど暖かくはありません。
実際は床が『冷たくない』から足も寒くないです。
ただし床暖房の設定温度が30℃を超えるあたりから、ほんのりと暖かさを感じます。
床暖房をつかっても床が冷たいと感じる場所も。
- キッチン下のすき間
- 階段
- 部屋のつなぎ目
- 玄関土間
キッチン下にはつま先が入るぐらいのスペースがあります。ここは床暖房の配管が通っておらず床が冷えます。また、和室の3連引き戸のドア下も同様です。
そして一条工務店の床暖房はエリアがあり、エリアごとに別の配管があります。それぞれ温度設定を変更できて便利ですが、そのせいでエリア間には配管の通っていないスペースができ、そこも床が冷たくなっています。
床暖房のエリアと配管の配置は確認しておきたかったです。
また、階段にも配管がありません。そのため階段を昇降するときは少し冷たく感じます。
年中裸足で過ごせて快適
床暖房を採用してから家族みんな裸足で過ごしています。スリッパいらずで、スリッパを収納する場所すら作っていません。
家にスリッパがないから、来客時に困ることも。
裸足で過ごすため皮脂で床が汚れやすいです。そのため、床拭きは1~2か月ごとにしています。月1の掃除でもフロアコーティングをしているので、汚れは簡単にきれいになります。
夜のトイレやお風呂で寒くなることもある
家中暖かい全館床暖房。しかしトイレやお風呂が寒く感じるタイミングもあります。
まずトイレは玄関にあり、冬は玄関ドアや玄関の土間周囲は冷えます。寒い!と感じるほどではありませんが、同じ玄関にあるトイレはヒヤっと感じることがあります。
そしてお風呂に入るときは寒くないのですが、お風呂から出るときは寒いです。もちろん脱衣所は暖かいです。しかし身体が暖まっていない状態でお風呂から出ると寒いです。
子どもの身体を拭くため、自分が暖まらずに脱衣所へ出るから寒い。
最近はヒートショックも話題になっており、温度差は注意が必要ですね。
夜寝るときと寝起きは最高
賃貸ではエアコンをつけても夜の布団は寒く、また朝はタイマーでエアコンが切れているため布団から出たくありませんでした。
しかし、そんな冬はもう来ません。部屋は24時間暖かく、朝も布団からすぐに出られます。
まったくエアコンを使わないは難しい
エアコン暖房の風が苦手で床暖房を採用しましたが、床暖房は暖めるのに時間がかかるため、すぐ暖まりたいときはエアコンが必須です。
しかし、高性能住宅だと短時間のエアコン使用で十分暖かくなるため、長時間エアコンを使う必要はありません。
つまり、喉が痛くなるほど使うことはまずないのです。
床暖房で感じたデメリットを紹介
床暖房はいいことばかりではありません。次はデメリットについて書いていきます。
エアコンを使う必要がある
床暖房は暖まるのに数日かかることがあります。そのため、早めに暖め始めるのが一般的です。
しかし、急に寒くなったり、朝だけ冷えてしまったりといったことはよくあります。
そんなときは短時間だけエアコン暖房を使用します。一条工務店のように高性能住宅だと短時間の使用で十分広い範囲を長時間暖められるため、賃貸のときほどエアコンの不快感はありませんでした。
やっぱり電気代が高い
私の場合、冬の電気代は床暖房を使って3万円超です。しかし賃貸時代でも2万円はかかっており、ガス代を合わせると4万円ぐらいありました。
つまりオール電化だと床暖房を使っても賃貸より光熱費が安いんです。
これはうれしい誤算でした。
温度調整が難しい
床暖房は部屋エリアごとに温度設定はできますが、温度差が大きくなると部屋の移動で寒く感じてしまいます。
しかし、できるだけ温度差をなくそうとすると寒い人や暑い人など、体感温度の違いから調整が難しいです。
また、北側や玄関、水回りなど家の中でも温度差がもともとある部屋があります。
そういった様々な要因を考慮して家中の温度を一定に調整しないと家中快適は難しいです。
まとめ
床暖房でも電気代はオール電化や太陽光発電、蓄電池などを採用すれば抑えることができます。しかし、すぐに暖めることを苦手とし、全員が家中で快適な温度調整も少しずつ工夫して慣れていくしかありません。
床暖房=快適ではなく、エアコンと併用しながらうまく使いこなしてこそ快適となります。
もちろん私の冬の悩みは解決されました。しかし、理想を持ちすぎると、せっかく採用しても思ったよりよくないな、、、となってしまいます。
快適さや問題解決のためには試行錯誤や情報収集を怠らず、工夫していくことが大事だと思います。