ヘーベルハウスの実際の施工について、今回は住設施工編となります。
なお、筆者が建てた2020年時点(1911仕様)時点のお話なので、細かい点で最新のヘーベルハウスと差異があるであろう点はご容赦ください。
前回までは…
Contents
ユニットバス
前回までの木工事と並行して、ユニットバスの取り付けが行われます。
部材はこの様に搬入され、ユニットバスメーカーの外注工事担当者が組み立てに来ます。
床作成
まず最初にユニットバスの床を組み立てます。床パーツと床ヘーベルの間には配管用のスペースが空いており、軽量鉄骨の小さな梁で支えられます。

湯船を支える軽量鉄骨を組み上げているところです。

湯船の縦カバーを取り付けたらいよいよ湯船を組み立てます。

浴槽設置
浴槽は以外に一人で持ち上げられる重さで、ヨイショと運んで設置します。
浴槽を設置したら、給水管を取り付けます。

浴槽下には排水管も取り付けます。

浴室の壁作成
浴槽設置が終わったら、浴室の内壁を組み上げていきます。軽量鉄骨の骨組みをまずは組み立てます。


骨組みができたら、今度は内壁を組み立てます。
内壁には水栓用の穴を空けて配管も通しておきます。

内壁と天井を組み立て、浴室ドアの枠も取り付けます。

ただ組み上げただけだと隙間から水漏れするので、二種類(シリコン系とゴム系)のコーキング剤を場所によって使い分けてコーキングしていきます。


最後に浴室前の床下点検口から、排水チェックを行います。
なお、この床下点検口と浴室の間にはロックウール断熱材が敷き詰められています。
後の工程で、浴室内壁と室内壁の間にもロックウールが敷き詰められ、ユニットバスはロックウール断熱材に包まれます。

キッチン
キッチンは木工事完了後に組み立てられます。まずは材料搬入です。キッチンはメーカーによりますがある程度のユニットで届くので、届いた時点で結構なサイズです。

上吊棚設置
まずは、上吊棚から設置していきます。
以前、上吊棚が落ちてきたことがあったそうで、最近ではメーカー純正の留具プラス、補強のネジで留めます。

規格品なので比較的すぐに取り付けは完了します。
換気扇ユニットも取り付けます。

キッチン本体
いよいよキッチン本体の設置です。まずは、排水管や上水管の準備です。

接地面の準備をしたら、キッチンユニットを順番に配置していきます。


ユニットを設置したら、ワークトップとシンクを設置します。
これも意外と一人で持ち上げられるんですね(セラミックワークトップだとこうはいかないです)。

各種扉や食洗機を取り付けて組み立ては完了です。
電気配線や水道やガスの配線は専門の業者が来て実施します。

次回は、最後の仕上げとなる壁紙工事と細かい電気工事及び、外構工事です。