ヘーベルハウスの家を建てる手順~セルフレベリングと断熱施工と外壁塗装編

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ヘーベルハウスの実際の施工について、今回はセルフレベリングと断熱施工と外壁塗装編となります。
なお、筆者が建てた2020年時点(1911仕様)時点のお話なので、細かい点で最新のヘーベルハウスと差異があるであろう点はご容赦ください。

前回までは…


 


 

断熱施工

ヘーベルハウスでメインに使われる断熱材はネオマフォームです。


今回は断熱材施工について扱います。

 

鉄骨柱への耐火施工

鉄というのは基本的に熱に弱いです。
鋼材は摂氏350度程度で弾性限界荷重が約半分になってしまいます。

ヘーベルハウスでは隣家火災などの外部からの炎や熱に対しては、耐火性能の高いヘーベル版で鉄骨を守っていますが、室内火災に関しては鉄骨柱を耐火ボードでもある石膏ボードで覆います。


断熱施工を行う前に、まずはこの柱への耐火施工が行われます。

 

壁への断熱材施工

耐火施工が終わったら、壁へのネオマフォーム施工から開始します。

ネオマフォームを張る前に、事前に壁に下地材を打ち付けていきます。この写真の白いやつですね。
これで壁ヘーベル版とネオマフォームの間に僅かな隙間通気層を作っているそうです。


ネオマフォームは板状になっているので、複数枚の板を壁のサイズにカットして並べていく訳ですが、ネオマフォームとネオマフォームの継ぎ目には防水気密テープを使って、継ぎ目をテープ留めしていきます。


換気口などの配管部分は、隙間が出ないように気密テープでしっかりと留めています。


次にベニヤ板をネオマフォームの上から壁に打ち付けて、壁とネオマフォームを固定していきます。


 

吹き抜けの梁を覆う

吹き抜け部分は梁が露出しているので、これをネオマフォームで覆っていきます。




 

外壁側の梁への断熱

吹抜け部以外の外壁に面した梁には、アクリアネクストという高性能グラスウール断熱材を巻きます。



 

セルフレベリング

ヘーベルハウスの2階以上のフロアの床は、水平な床を作るために水の様に滑らかなモルタルを流して、液体の水面が水平になる性質を利用して水平面を作るセルフレベリング工法で作っていきます。

セルフレベリングとは…


水の様にさらさらとしたレベラーと呼ばれるモルタルを流し込むわけですから、つまりは液体です。
液体が流れないように、床面にある隙間をまずは塞ぐ必要があります。


このように床面から突き出したパイプや壁との接地面の隙間になる部分をモルタルで埋めていきます。

セルフレベリング剤はモルタルの一種ですので、床材ときちんと接着させるためにプライマーを事前に撒く必要があります。
プライマー液を如雨露で床全体に散布しておきます。


プライマーを巻いたらいよいよレベリング剤を撒いていきます。


非常に滑らかな液体モルタルが広がり、床一面がキレイに水平になります。


数日乾かすと、この様なモルタイルの水平面が出来上がります。


この様にしっかり水密処理をして床を作るので、少なくとも床から階下への水漏れは無さそうですね。

 

外壁塗装

ヘーベルハウスの外壁材であるへーベル版は、三重の防水塗装が行われています。


上記の通り、3重の層でコーティングしていますということですが、実際に現場で塗装を行うのは上記の中塗り層と上塗り層だけで、下塗り層については工場出荷の時点で既に外壁に塗装された状態で納品されます。

下塗り層は防水はもちろんですがへーベル版というのはスポンジ状ですので、擦るとすぐに粉を吹きます。
そうならないために表面をコーティングするという意味合いもあるそうです。また、このグレーの下地塗装は防水効果もあるそうです。


 

塗装前の養生

塗装作業に入る前に一日かけて窓やドアなどの部分に養生作業を行います。
職人さん曰く「塗装作業の七割は養生作業です。」とのこと。それだけ養生は大事です。


 

中塗り層塗装

塗料には藤倉化成さんの製品を使っているようです(2020年時点)。


塗料をしっかり撹拌し、スプレーガンで塗装していきます。
写真の色はトバモリーホワイトです。


中塗りが完了するとこんな感じの仕上がりになります。


夏場の様な気温が高い時期だと、塗料はすぐに乾くのですが、冬季は気温が低く塗料がなかなか乾きません。そのため、シーリング目地の部分などは塗料が垂れ落ちてくる部分があるので、そこがダマにならないように刷毛で均していきます。


また、基礎とヘーベル版の間にある水切りにもしっかり塗装し、表面保護を行います。
鏡を使って水切り版の裏側もしっかり塗装していきます。

上塗り層塗装

中塗り層の塗装が終わった後数日空けてしっかり乾いたら、仕上げとなる上塗り層を塗装します。
基本的には中塗り層と同じ手順で塗装していきます。


ヘーベルハウスの外壁は、天然石っぽい質感を目指しているようでトバモリーホワイトでも上記の写真のように若干の黒い粒が入っています。

 

まとめ

今回は、断熱材の施工とセルフレベリングによる床の施工、そして外壁塗装を扱いました。
次回から内装工事へと入っていきます。


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ABOUTこの記事をかいた人

2020年にヘーベルハウス(FREX AXiii)で家を建てたヘーベリアンです。 当時の仕様のヘーベルハウスでの家造りの流れ、建築の流れや、住宅ローンについての記事を投稿していました。 2022年7月をもって、コダテルブロガーを退任したため、既存の記事以降は更新予定はありません。