コダテルをご覧の皆さんこんにちは Contents
積水ハウス施主のジルわこ(@gillwacohouse)です
この記事では大手ハウスメーカーだけどなんだかちょっと変わった家づくりの建築記をお届けしております
前回、前々回と土地探しや実例見学について書いてきました
ネットや住宅展示場などで情報を見聞きしてある程度検討候補が絞れたら、次にプラン作成をお願いすることになると思います
そのプラン作成にあたって実施するのが要望ヒアリングです
どんな土地が欲しい?どんな家に住みたい?といった希望を伝える回です
なるべく時系列順に建築記を振り返っていこうとしていますが早速順番が前後してました…
実際は以下のような感じで進んでいます
①ネットで担当者探し
ネットで担当者探し 〜出会いから依頼まで〜 | コダテル (e-kodate.com)
②実例見学ツアー
実例見学ツアーから学んだこと ~百聞は一見に如かず~ | コダテル (e-kodate.com)
③要望ヒアリング ←今回ここ
④土地探し
積水ハウスで土地探し|豊富な分譲地と不動産部門 | コダテル (e-kodate.com)
今回は要望ヒアリングについて書いていきたいと思いますが、この辺の進め方は担当さん次第で結構変わってくるところだと思うので、一例として見ていただければ幸いです
営業さんとの要望ヒアリング
我が家の担当営業さんは、お客さんに色々な実例を体感してもらってから要望を挙げてもらうというスタンスだったので、要望を聞く前にまずは実例見学ツアーがありました諸事情で実例見学ツアーの2ヶ月後くらいから土地探しを含めて本格的な検討をスタートする予定だったので、見学終了後にツアーの感想や依頼に至るまでの経緯などを話しつつ、今後の検討に向けて希望エリアや予算、そして依頼したい設計士のタイプなんかの話をして、営業さんとの要望ヒアリングは終了しました
積水ハウスに限らずだと思いますが、営業さんが全体を取りまとめている場合だと、設計さんをはじめとした家づくりに関わるメンバー選定は営業さんの社内調整能力に左右される部分も出てくると思います
我が家の営業担当さんは、よく一緒に仕事をさる3人の設計士さんがいて、お客さんの要望や好みに合わせてその中から合いそうな1人に依頼するそうです
その3人ともが「チーフアーキテクト」と呼ばれる一級建築士の中から積水ハウスの社内選考で任命された選りすぐりのプロフェッショナル達です
チーフアーキテクトについては是非こちらの記事を参照下さい
積水ハウスのトップクリエイター|チーフアーキテクトについて紹介|ジルわこハウス (gillwacohouse.com)
個人の得意分野や相性なんかもあるので、チーフアーキテクトに依頼さえすれば必ず自分の理想の家になるという訳でもないと思いますが、積水ハウスの一級建築士の中でも能力は折り紙付きなので依頼できるチャンスがあるなら依頼したいですよね
本格始動がまだ先ということもありますが、まずは今後の検討を進めていくにあたって必要な情報の開示と設計を誰に依頼するか?ということを決めるのがメインの回でした
ちなみに候補の3人の設計士さんの特徴はそれぞれ
- 変態な設計士
- ちょっと変態な設計士
- ド変態な設計士
家づくりのテーマ選定
濃密な実例見学ツアーの影響もあって、家に関する要望をその場で整理してパッと伝えるのは難しかったので、一旦持ち帰って妻と話し合って要望を整理しました要望を伝える際に部屋数や部屋の広さを限定し過ぎてしまうと設計の自由度がなくなってしまう懸念がありました
自分で間取りを描いてみて思いましたが、部屋の用途や広さが限定されると、後はパズルを組み立てるように部屋をきれいに並べていく作業となって、毎回どこかで見たことのありそうな間取りに着地してしまいます
自分で間取りを考えるのは楽しいしイメージを膨らませるのにいいんですが、自分自身のセンスのなさに気が付いてしまって…
全面的にプロにお任せしよう!と思った瞬間でもあります笑
なので要望をまとめた1つのテーマとして伝えるようにしました
どんな間取りが欲しいか?よりもどんな家に住みたいか?どんな暮らしがしたいか?を伝えるイメージです
我が家の場合は「家族が集まりたくなる空間のある家、猫も楽しい家」というようなテーマを伝えました
さすがにこれだけ伝えてもイメージが伝わりきらないと思ったので、その背景として生活スタイルだったり好きな空間のイメージなんかも伝えていますが、なるべく自由に羽ばたいてもらうために間取りを限定するような伝え方は極力避けていました
設計士さんに伝わるのは予算とこのテーマに関する情報だけ…
人によってはもう少し具体的な情報下さいとなる可能性も十分あるので、そこは担当さんとよく相談しながら決める必要はあります
我が家は自分たちの想像の先にあるプランを提案をして欲しい
担当いただく設計士さんにはそれが可能と判断したので家のテーマという伝え方をしています
自分たちのセンスは信用できないのでプロ任せです^^;
(こちらにその時の詳細を書きました)
「いい家」を建てるための上手な要望の伝え方|ジルわこハウス (gillwacohouse.com)
設計士さんの要望ヒアリング
次は2ヶ月後と思っていましたが、担当頂くことになった設計士の方から一度話を聞いておきたいとの申し出があり、実例見学ツアーから2週間後に今度は設計士さんも交えての打ち合わせをすることになりましたそんなことを言い出すのも珍しいらしいですが、後々聞いてみると、2ヶ月空くのでその間に少しでもプランの構想を練っておきたいというのと、結構攻めたプラン提案が得意?な設計士さんなので、家族間の意見が一致しているか、どこまでやり切るかの確認の意味合いもあったようです
家族間で家づくりに対する熱量差が大きかったりすると、打ち合わせ中に意見が合わず家づくりどころではなくなる…
というシーンに直面するということも経験したこともあって、特に気にされているみたいでした
楽しいはずの家づくりで険悪な感じになってしまうのも悲しいですからね
要望ヒアリングはと言うと、具体的な間取りの話は相変わらずしないままで、これまでの家づくりの経緯に始まり、家族の予定や妻の趣味の話、完成後の竣工パーティーの予定など、雑談を交えながらこんな感じの家に住みたいというイメージを膨らませていく感じでした
あと半分くらいは猫の話をしていたと思います
設計士さんは家づくりのプロですが、猫に関しては我々に一日の長があります
猫の習性や好きなことや場所、その習性故に人間だけの生活だったら気にしないような危険ポイントなど、猫と暮らす家でキーとなりそうな項目を設計士さんにインプットして、今度こそ2か月後にまたということで設計士さんとの要望ヒアリングを終えました
(その時の様子も記事にしています)
住宅設計のスペシャリスト!チーフアーキテクトとの面談|ジルわこハウス (gillwacohouse.com)
おわりに
結局何が言いたいのか分からない感じになってしまいましたが…間取りを考えるのはプロの仕事なので、施主としてはどんな家に住みたいか?どんな暮らしがしたいか?という根っこにある要望を整理して、それを正確に伝えることに注力するのがいいんじゃないかと思いました
(もちろん全部抽象的に伝えるのが正解というわけではなく、用途が明確なものは最初から正確に伝えた方が良いと思います)
なかなかそううまくいかないことも多いとは思いますが…
その辺の生活スタイルを深掘りして聞いてくれるような要望ヒアリングをして、それを実現できる担当さんに巡り会えたらだいぶ当たりな気がします!
以上、積水ハウスの要望ヒアリング編についてでした
ではまた次回お会いしましょう!