注文住宅のプラン検討で悩んだときは実例見学に行ってみよう

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コダテルをご覧の皆さんこんにちは!
積水ハウス施主のジルわこ(@gillwacohouse)です




自分たちの理想を詰め込んだプランづくり(仕様や間取りの検討)は注文住宅ならではの醍醐味です
一方で机上での検討だけでは、完成後のイメージが掴めず不安に感じることもあると思います




悩みポイントの一例


・LDKが16畳だけど狭くはないか?

・水周りを回遊動線にしたいけど使い勝手はどうなの?

・立地的に2階リビングもいいけどイメージが湧かない

・夏場、冬場も快適に過ごせる?

・照明はどれくらい付けたらいい?

・ペットを飼いたいけど何か工夫したほうがいい?







空間の広さや動線、居住性などは特にイメージしづらく、悩みポイントになりやすい気がします
この記事ではそんな悩み解決の一助になる「実例見学」について紹介します













実例見学ってなに?




建築依頼先を決めるうえで、初めに「住宅展示場」に訪れることが多いと思います
住宅展示場にあるのはPR用の建物なので、各メーカーの特徴がよく表れており、意匠にも力を入れているためデザイン面を参考にするのに適しています




一方、住宅展示場の延床面積は60-80坪くらいあり、平均的な注文住宅のおよそ2倍のサイズとなっています
そのため、動線まで含めた間取り全体の参考にするのはなかなか難しいです




そこでおすすめしたいのが、実際に施主さんが建てた家に訪問する「実例見学」です
リアルなサイズ感で検討中のメーカーの住宅を体験できるので、完成後の状態をイメージするのに最適だと思います
施主さんの数だけ実例もあるので、見学するほどに引き出しも増えていきます




※今回は積水ハウスを例に話しますが、多くのハウスメーカーで同じように実例見学は実施されているはずです







積水ハウスの実例見学




積水ハウスで実例見学ができるイベントとして、主に2タイプの見学会があります
「完成宅見学会」と「入居宅見学会」です




完成宅見学会・・・完成直後の住宅で入居前に行われる見学会

入居宅見学会・・・完成後の住宅で施主が入居した状態で行われる見学会






完成宅見学会




完成宅見学会は施主の入居前に行われますが、見学用に家具なども設置されるため、動線を含めた間取りの使い勝手、実際の生活の雰囲気などを実感することができます




積水ハウスはハウスメーカーの中でも1、2を争う着工棟数を誇るので、完成宅見学会も毎月エリア内のどこかしらで開催されています(地域や時期によってどうしても開催頻度に差は出てしまいますが…)
開催情報は積水ハウスのウェブサイトからも確認でき、どんなコンセプトの家かが紹介されているので、気になる家を見つけたらそのまま見学会に申し込めます




積水ハウス/イベント情報




積水ハウスと商談中でないと申し込めないという訳ではないので、家づくりのきっかけとして参加してみるのもいいかもしれませんね







入居宅見学会




もう一つの入居宅見学会は、入居後の実例を見学できるイベントのため、施主さんに実情を伺うことができるのが大きなポイントです
入居して1年以上の施主さんであれば、年間を通しての住み心地なども分かってきますし、良かった点も悪かった点も見えてくるでしょう
数十分の見学だけでは見えてこない部分もたくさんあると思いますが、そこに実際に住んでいる施主さんの話を聞くことでそれを補うことができます




このイベントもウェブサイトから見つけることができますが、完成宅見学会と比べると開催されるのは稀です




私も一度、「ペットと暮らす家特集」のようなイベントが開催された際に会場としてお貸ししたことがあります
入居宅見学会は、そういうイベント事があるときに不定期で開催されるのかなと思っています







もう一つの実例見学方法




先に紹介した方法は、誰でも積水ハウスの実例見学をすることができますが、見学のタイミングや見学できる家が限られてきてしまいます




前述のようにイベントとして開催されている見学会以外にも、実例見学の手段はあるのでご安心ください
担当営業さんに見学したい家のイメージ、仕様などを伝えて、それに適した住宅の実例見学をさせてもらえます




担当営業さんが自身で担当した家を案内するケースが多く、施主さんと良好な関係を築けている営業さんほど選択肢も豊富に持っています
「案内できる実例が多い=施主さんの間で良好な関係を築けている、家づくりに熱意をもって取り組んでいる担当者」と捉えることもできるのかなと思います




もちろん100%自分で担当した家しか案内できないというわけではなく、条件に合う実例が他にあれば見学させてもらえる場合もあります(これも結局は営業さんの持っている情報量、社内調整能力次第ですね)




私もこれまでに何度か実例見学の依頼を受けていますが、担当営業さんが積水ハウスから独立した関係で、毎回異なる営業さんが実例案内にやってきます
案内にくる営業さんは家づくりに対して情熱を持ったタイプが多いように感じます
(うちがちょっと変わった家なので、そういうタイプのかたが集まりやすいのかもしれません)

見学に来る施主さんは、依頼先選定中、契約後、打ち合わせ終盤など、状況はさまざまです
住むエリアもいろいろで、一番遠いところだと宮城県から(兵庫県まで)見学に来ていただいたかたもおりました




せっかく入居宅の見学に行くなら、質問したい内容をあらかじめ考えておくと、より有意義な見学になると思います
最近だと、住んでみての快適性について気にされているかたが多い印象ですね




また、実例見学した家の好みが合えば、そこを担当した設計士さんに依頼できないか聞いてみるのも有効です
注文住宅は施主のセンスや好みだけで出来上がるわけではなく、営業さんや設計士さんを始め、そこに関わった関係者のテイストも合わさって出来上がると思っているので、感覚が合う担当者に付いてもらったほうが満足のいくものに仕上がりやすいと思います







建売住宅の見学してみるのもアリ




注文住宅の検討をしているかたでも、一度検討中のメーカーの建売住宅を見学しておくもの有効だと思います




建売住宅は万人受けする間取りとコストを抑えた仕様が基本となるので、ある意味そのメーカーの最もスタンダードなプランとも言えます
これで十分と思える仕様もあれば、注文住宅にするならここは変えたいという部分も見えてくると思います




土地+建物の価格も公開されているので、そこから土地の値段を仮定して引いてやれば、建物の値段が分かります
その価格+αがそのメーカーで家を注文住宅を建てる際の最低ラインになると想像できます







おわりに




注文住宅の参考になる「実例見学」についての紹介でした
YouTubeでルームツアー動画などもお手軽に視聴できる時代になりましたが、実際に見て体感するとまた違った印象を受けるので、一度は実例見学に行ってみることをぜひおすすめします




積水ハウスでの家づくりについて個人ブログを書いていますので、興味がある方はこちらもご覧ください




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「猫と暮らす家」をテーマに積水ハウスと家づくり計画が絶賛進行中。営業さんとの出会いはネットから。猫と暮らすアラサー夫婦のちょっと変わった新しい家づくりの形をリアルタイムでお届けします。