ぐうの音も出ない・・・
Contents
見積書に絶対忘れてはいけない10項目
見積書に絶対忘れてはいけない10個のオプション
・予算よりちょい高めの坪単価になるように設定
・こだわりたい住設はオプションとして伝えておく
・断熱性能はオプションで最大に
・アウトドアリビングはつける気なくても設置しておく
・最低限、玄関・リビングの軒は深くする
・ランドリールームを設置する
・階段はロングUターンにする(造作階段)
・エアコンはすべての部屋に設置
・外構を忘れない(門柱・アプローチ・カーポートは必須)
・カーテン・照明の見積もりを忘れない
以上の10項目はあくまで目安で絶対にオススメというわけではありません。
注文住宅のオプション選択について全く知らない方や迷っている方に対して、『後から見積もりに付け足していくのは損ですよ』という観点からのお話です。
ちなみに『ここまで細かい要望を初回見積もりで反映させられるわけない』というご意見もあると思います。
そのとーり!
確かに契約するともわからない施主さんからの『輸入キッチンA社のBという商品を見積もりに入れてほしい』という要望に答えるメーカーはいないでしょう。
ですので、できる範囲で見積もりに含ませておきたい項目の覚書・参考としてご活用ください。
予算よりちょい高めの坪単価になるように設定
坪単価は絶対ではありませんが参考程度には使えます。
例えばヘーベルハウスの平均坪単価が80-90万円ですが、この予算内であれば内装は平均的な注文住宅のそれに仕上がる可能性が高くなります。
ここから5万円積む(=30坪であれば150万円)ごとに1ランク上の住まいになるといっても良いでしょう。
モデルハウス級にするなら坪単価100万円~は積みたいところ。
話が脱線しましたが、ヘーベルハウスでは初回見積もり額に対して割引率が適用されます。
後から高いオプションを入れていくと容易に見積額を超えてしまうため、最初から高い見積もりで出してもらうよりも支払いは高くなってしまいます。。
家のローンを少しでも安くしたい方は『大きく高く作ってから削る』これです。
なお良いものを見るとなかなか削れなくなる。。。というデメリットもあるので心を強く持ちましょう。
〇標準仕様に価格差があるもの
- 外壁塗装
- 軒天
- 巾木
- 床材
こだわりたい住設はオプションとして伝えておく
見積もりは後から高くするくらいなら初めから高く作ってもらう!
こだわりたい住宅設備はあらかじめオプションとして伝えておきましょう。
選択肢が多く、なおかつ高額になりやすいものとしては
- システムキッチン
- ユニットバス
- 洗面化粧台
- タンクレストイレ
があります。
特にシステムキッチンはHMと提携していないメーカーも多いため、あらかじめメーカーと型番を伝えておいた方が良いかもしれません。
海外製のオシャレな輸入キッチンを採用したい方はHMルールで採用できないものもあるため契約前に必ず確認しておきましょう。
断熱性能はオプションで最大に
断熱性能は当たり前ですが重要です。
なぜなら気密・断熱性能は間取りにも影響するからです。
性能が低いのに吹き抜けやスキップフロアを作ると、エアコン効率が悪くなるばかりか過ごしにくい家になってしまいます。
こだわりの間取りを使いやすくするためにも、付加断熱がオプションとして選べるなら最大のもので見積もりを作ってもらいましょう。
ヘーベルハウスでは断熱材の寒冷地仕様がオプションで採用可能で、ネオマフォームを45→60㎜に厚くできます。
まぁヘーベル施主でそこまで断熱性能を気にする人もいないと思いますが・・・
どんなメーカーでも断熱を追加することはできると思いますので、最大限厚くした段階での見積もりをオススメいたします。(もちろんメーカーごとに計算された限界はあります)
アウトドアリビングはつける気なくても設置しておく
注文住宅といえば何をイメージしますか?
造作階段?大きな窓?
確かに憧れますよね!
これまでそう思っていなくても、カッコ良いオシャレなモデルハウスを見てみると開放的で素敵な空間に魅了されてしまいます。
家づくりも結婚式と同じで『あれこれ追加したくなる』ものです。
ですがアウトドアリビングのような開放的な空間はそれだけで費用がかさみます。
つけないなら途中で削れば良いんです。
もう一度言います。
見積もりに反映させていないと割引率の適応にはなりません。
参考までにヘーベルハウスのアウトドアリビングは坪単価5万円くらいの増額(30坪なら約150万円)と言われています。
※インナーバルコニーを坪単価に含めて計算しているサイトからの引用なので話半分、まぁ妥当なところかと思いますが。
最低限、玄関・リビングの軒は深くする
アウトドアリビングとも通じるお話です。
軒のない家はノッペリして見えたり、窓が汚れやすかったり、外壁防水が痛んだり様々なデメリットがあります。
一方で軒を出した家は、台風や強風の被害をい受けやすかったり費用もかさむため一長一短ですが、個人t系には軒は無いよりもあったほうが良いかなと感じます。
特に玄関やリビングなどは雨風をしのいだり、直射日光を遮ったりと必要性が高い場所です。
せめてこの部分くらいは軒を深くデザインしておきたいですね。
リビングに面したウッドデッキを作りたいときも軒があったほうが活用性の高い設備になりますよ。
ランドリールームを設置する
現在の洗濯動線に不満はありませんか?
ランドリールームは我が家の設置してよかった設備に上位ランクインしています。
洗濯物を干す場所というのは営業さんもあまり気にかけてくれない部分だったりします。
まして今はドラム式洗濯機の乾燥モードやガス乾燥機など便利な家電も増えていますからね。
ともすればランドリールームは時代遅れな設備かもしれません。
とはいえ、太陽の光で干したいというご家庭ならランドリールームはぜひ見積もり内に入れておいてもらいましょう。
ロングUターン階段あるいは造作階段にする
鉄骨住宅であるヘーベルハウスでは標準仕様の階段=規格製品となっています。
その規格というのは踏み幅が狭く結構な角度に見える階段なんです。
もし踏み幅を広く緩やかな階段にしたいという方はロングUターン階段か完全造作階段を採用する必要があります。
階段も標準仕様かオプションかで価格に違いが出やすい部分です。
また、間取り変更の点からもあらかじめ設計図面に反映させておきたい部分です。
やはり見積もりの初期から伝えておいた方が無難ですね。
エアコン・照明器具はすべての部屋に設置
エアコンと照明器具の費用も見積もりに含めてもらえているか確認すべきです。
その際にエアコンは通常の壁付けタイプか天井カセット付きタイプかの指定もしておきたいですね。
また照明器具もダウンライトなのかペンダントライトなのか可能な範囲で決めておきたいものです。
前者と後者では価格にかなりの差があります。
もちろん仮契約前でそこまで精密な見積もりは不可能かと思います。
が、せめて設置数くらいはしっかり示し合わせておいた方が良いですよ。
また、エアコン設置を考えている部屋も意見のすり合わせをしておきましょう。
LDKや主寝室にエアコンを設置することは忘れないとは思いますが、子供部屋・書斎・家事室・ランドリーなどサブ的な扱いの部屋にもエアコン設置の希望は出しておきましょう。
外構を忘れない(門柱・アプローチ・カーポートは必須)
外構工事をHMで行うか、エクステリア業者に依頼するか?
いずれにしても門柱・玄関アプローチ(場合によってはカーポートと駐車スペース)は外構なのか家なのか、どちらの見積もりに含まれるているのかを確認しておきましょう。
門柱や玄関アプローチは家の外ではありますが家の工事とも重なる部分です。
「家の見積もりに載っていなかったので〇〇万円も上乗せになった」というトラブルが起きる可能性があります。
カーテンの見積もりを忘れない
カーテンの見積もりまで細かく載っているでしょうか?
カーテンは施主支給も多いため、カーテンレールのみで見積もりを出している場合があります。
すべての部屋で標準的なカーテンが見積もりに含まれているのを確認してください。
また、電動カーテン・ブラインドやシャッターのような特殊な窓かけにしたい場合も見積もり段階で希望を出しておくと良いと思います。
まとめ
見積書に絶対忘れてはいけない10個のオプション
・予算よりちょい高めの坪単価になるように設定
・こだわりたい住設はオプションとして伝えておく
・断熱性能はオプションで最大に
・アウトドアリビングはつける気なくても設置しておく
・最低限、玄関・リビングの軒は深くする
・ランドリールームを設置する
・階段はロングUターンにする(造作階段)
・エアコンはすべての部屋に設置
・外構を忘れない(門柱・アプローチ・カーポートは必須)
・カーテン・照明の見積もりを忘れない
今回は注文住宅の見積もりで絶対忘れずに希望を出しておくべき10個のオプションについて解説しました。
見積もりは漏れなくやや高めに設定しておいた方が無難です。
特にHM慣れしていない施主さんの場合、
あとから「あれもいい、これもいい」とオプション盛り盛りで見積額アップになりかねません。
いや、マジであれもこれも付けたくなるから!
まぁ重量鉄骨にしたり屋上つくったりやりたい放題やってしまいましたね…
ご主人たちのような共働きダブルインカムの施主様はどうぞご注意ください。
こちらのサイトも参考にしていただけますと幸いです。
・先方からの報酬いっさいナシ!
・コダテルへの忖度いっさいナシ!
・いつも書いている記事同様、ウソやキレイごといっさいナシ!