トヨタホームの全館空調(スマートエアーズプラス)ってなに?

スポンサードリンク

 
いつもご覧いただきまして、ありがとうございます。
トヨタホームで平屋を計画中のつくね(@tsukune_home)です。
 

 


今回はトヨタホームの全館空調、スマートエアーズプラスについて紹介します。

独立エアコンがよいのか、全館空調がよいのか、さまざまな意見があるかと思いますが、今回はどちらがよい悪いという話ではなく、「トヨタホームの全館空調はこんなんだよ!」というPR感のある記事だとご認識いただければ幸いです。


 




スマートエアーズプラスとは




トヨタホーム スマートエアーズプラス




スマートエアーズプラスとはトヨタホームオリジナルの全館空調システムです。この全館空調システムはトヨタホームのグループ会社であるデンソー(デンソーエアークール)がトヨタホーム専用品として開発、製造しています。

現在は「プラス」という名前が付いていますが、もともとは「スマートエアーズ」という名称で販売されていました。

では、「プラス」が付いたことによって、何がどのように変わったのでしょうか。




スマートエアーズとスマートエアーズプラスの違い


 

 


スマートエアーズプラス




ここでは、従来品のスマートエアーズと現在用意されているスマートエアーズプラスの違いについてみていきましょう。

スマートエアーズとスマートエアーズプラスの大きな違いとして挙げられるのが「床下冷暖房」です。

基礎断熱を施工することで、床下を通る外気をシャットアウトし、基礎部分に全館空調システムから空気を送り込みます。そうすることで、足もとと空間との温度差を限りなく低くすることができ、家全体を快適な温度環境に保つことが可能です。

というのも、(基礎断熱していない)従来品の場合、どうしても基礎部分に外気が入ってしまうので、冬は冷たい空気、夏は熱い空気が床下から伝わっていたのです。

しかし、スマートエアーズプラスはであれば、基礎断熱と組み合わせることで、より快適な室内環境を維持することができます。

 




スマートエアーズプラスのメリット・デメリット








トヨタホームオリジナルの全館空調システムスマートエアーズプラスは基礎断熱と組み合わせることで、従来の全館空調システムよりも快適な温度環境を実現することが可能です。

ただ、メリットもあれば、デメリットもあるのが事実。

ここでは、どのようなメリット、デメリットがあるのか、具体的にみていきましょう。

 




スマートエアーズプラスのメリット




では、まずはスマートエアーズプラスのメリットを紹介します。

 




温度ムラが少ない




スマートエアーズプラスの最大のメリットは建物全体を温度ムラが少なく快適な温度を維持できることです。

これについてはスマートエアーズプラス以外の全館空調でも同じですが、やはりどこにいても温度ムラが少ないというのが特徴といえるでしょう。

また、床下冷暖房仕様になっているので、底冷えが少なく快適に暮らせるのも特徴です。

 




1階、2階を分離して稼働できる




スマートエアーズプラスはそれぞれの階に1台の全館空調システムを設置します。

つまり、平屋であれば1台、2階建てであれば1階と2階にそれぞれ1台ずつです。 分離稼働ができるので、1階と2階の温度を変えることもできます。

さらに、1階の全館空調が壊れたとしても2階のシステムには影響がないので、建物全体の温度管理ができないという弱点をカバーできるのがメリットといえるでしょう。

 




導入コストが安い




一般的な全館空調システムは「高い」というイメージがあるかもしれませんが、トヨタホームのスマートエアーズプラスは比較的導入コストが安いのが特徴です。

積水ハウスや住友林業、三井ホームやパナソニックホームズでも全館空調システムを採用できますが、「金額にびっくり!」ということも少なくないでしょう。
※正確な金額については家の広さやシステムの違いによって変わります。

スマートエアーズプラスはトヨタホームのグループ会社であるデンソー製ということもやり、導入コストを抑えられるのが魅力ポイントでしょう。

さらに、キャンペーンなどを利用すれば、あまりの安さに驚くかもしれません。

 




スマートエアーズプラスの導入価格は?トヨタホームの全館空調は割引やキャンペーンでお得に導入できる!?




スマートエアーズプラスのデメリット




一方、どのようなデメリットがあるのでしょうか。

 




定期メンテナンスが必要




フィルターにゴミやほこりが溜まってしまうので、定期的に掃除しなければなりません。

頻度については生活スタイルによって異なるようですが、2週間~1ヶ月に1度のお手入れが必要になるでしょう。

ちなみにペットを飼っているご家庭では、フィルター掃除のスパンが早くなるので注意が必要です。

 




ガラリが気になる




ガラリと呼ばれる送風口、排気口が設置されるので、デザイン的に気になるという方も少なくないでしょう。

平屋の場合は天井にガラリがつくのであまり気にならないかもしれません。しかし、2階建ての場合は1階部分は床、2階部分は天井にガラリがつくので、デザインが気になるという方もいるのではないでしょうか

また、小さなこどもがいるご家庭では、「こどもがおもちゃやお菓子などをガラリの中に落としたり、入れたりしてしまうのでは?」と気にされる方も多いようです

 




機械室が必要




スマートエアーズプラスを設置するには0.5畳分の機械室が必要になります。

平屋の場合は屋根裏に設置されるのが気にならないですが、2階建て以上の場合は0.5畳分のスペースをどこかに確保しなければなりません。

スマートエアーズプラスを採用しているトヨタホームの施主さんの中では、ここが頭を抱えるポイントともいえるでしょう。

ただ、みなさん工夫をしており、どうにか”邪魔に”ならないところ、”目立たない”ところに設置されているようです。




 

トヨタホーム施主さんのちろさんのブログが非常に参考になりますよ!

 



まとめ




今回はトヨタホームの全館空調システムであるスマートエアーズプラスの特徴やメリット、デメリットについて紹介しました。

全館空調システムの採用には賛否両論あるかと思いますが、トヨタホームではガンガン推している設備の一つです。

採用するかどうかはライフスタイルや予算、そして住まいに何を求めるのかで検討されるのがよいでしょう。

つくねはスマートエアーズプラスを採用しています。金額的なところについてもトヨタホームさんに頑張ってもらい、非常にリーズナブルな価格で採用することができています。

今回は「スマートエアーズプラスとは?」をテーマに書かせていただきましたが、あらためて使い勝手や気になる光熱費についても取り上げたいと思います。


お読みいただきまして、ありがとうございます。

記事に出てきたハウスメーカーの掲示板

積水ハウス

住友林業

パナソニックホームズ

三井ホーム

トヨタホーム

記事に出てきたハウスメーカーの現場調査結果

プロから学ぶ三井ホームの実態

プロから学ぶ住友林業の実態

プロから学ぶ積水ハウスの実態

プロから学ぶパナソニックホームズの実態

トヨタホームや注文住宅について専門家への相談

専門家相談(無料)

ABOUTこの記事をかいた人

トヨタホームで27坪の平屋を建てたつくねです。2つの書斎や勾配天井、そして深い軒などこだわりポイントがたくさん!コダテルでは自営業者の住宅ローン審査や家づくり計画、さらにトヨタホームの魅力などについて紹介します。