トヨタホームの1.5階(HIRAYA Smart Stage+)の魅力と注意点を紹介

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今回はトヨタホームの新商品であるHIRAYA Smart Stage+の魅力と注意点を紹介します。

 

HIRAYA Smart Stage +とは

Smart Stage+ HIRAYAはトヨタホームが展開する平屋の商品ラインナップの1つです。

トヨタホームではシンセピアーナ(理想の平屋)、HIRAYA Smart Stage+の2種類の平屋があり、基本的には同じ仕様です。

 

ただ、シンセピアーナと大きく異なるのが1.5階があるということ。

HIRAYA Smart Stage+では広々とした空間とバリアフリーな住まいを実現できるのはもちろん、1.5階を上手く活用してプライベート空間を作り出すことが可能です。


 

HIRAYA Smart Stage +の魅力

HIRAYA Smart Stage+のさまざまな魅力があり、トヨタホームで平屋を検討された方は興味を持たれたのではないでしょうか。

 

スキップフロアの有効活用

一般的な平屋の場合、屋根空間を利用して小屋裏収納を採用することがあります。

そのほか、勾配天井や吹き抜けを選択される方も多いでしょう。

 

HIRAYA Smart Stage+では吹き抜けと1.5階のスキップフロア、さらに収納を組み合わせてタテとヨコの空間を最大限に生かした設計となっています。

 

一般的な平屋

トヨタホーム 平屋
(※出典:トヨタホーム公式ホームページ

 

HIRAYA Smart Stage+

トヨタホーム 平屋
(※出典:トヨタホーム公式ホームページ

 

HIRAYA Smart Stage+は天井高が最も高い中央部分にスキップフロアを採用することで、まるで2階建てのような空間をつくることが可能です。

平屋という広々とした空間に加え、スキップフロアという独立した空間を設けられるので幅広く注目を集めています。

 

実際、トヨタホームで平屋を計画しているつくねもHIRAYA Smart Stage+を検討しました。


 

豊富な収納力

平屋のデメリットとも言われている収納力を上手くカバーできるのがHIRAYA Smart Stage+の魅力といえるでしょう。

スキップフロアを設けることで広々とした吹き抜け空間とともに、高い収納力を確保することが可能です。

 

独立空間をつくれる

トヨタホーム スキップフロア
(※出典:トヨタホーム公式ホームページ

 

平屋の場合、プライベート空間をつくりにくいと言われることがあります。

2階建てのようにフロアごとに仕切られているわけではないので、どうしてもプライベート空間とそうでない部分の線引きが難しいのです。

もちろん、設計次第では従来の平屋であってもオンオフをしっかりと区別できるような間取り計画は可能でしょう。

 

とはいえ、やはり2階建てや3階建てのように、フロアごとに区切られていないので、どうしても”プライベート空間の確保”という意味ではデメリットと考えられています。

つくねの場合、もともと平屋を計画していたものの、完全フルリモートという仕事柄、ライフスペースと仕事スペースをしっかりと分けたいという希望がありました。

 

平屋の場合は面積を広くしてホールを設けるなど、独立した空間をつくるには何かしら間取りの工夫が必要になるのです。

※もちろん、従来の平屋でもしっかりとオンオフが可能な間取り設計を実現できるかもしれません。

 

ただ、つくねの場合はしっかりとライフスペースと仕事スペースを分けたかったことから、1.5階というスキップフロア空間に非常に魅力を感じたのです。


 

HIRAYA Smart Stage+の注意点

さまざまなメリットや魅力があるトヨタホームのHIRAYA Smart Stage+ですが、注意点もみておかなければなりません。

実際、つくね宅ではHIRAYA Smart Stage+の注意点をしっかりと吟味した上で、HIRAYA Smart Stage+を選ばなかったのです。

 

マルチ収納の高さが低い

トヨタホーム スキップフロア
(※出典:トヨタホーム公式ホームページ

 

スキップフロア空間は成人男性が起立しても頭が当たらないほどの空間です。

しかし、スキップフロア下の「マルチ収納」と呼ばれる場所は天井高が1.4m以下なので、用途が限られてしまうでしょう。

 

施工費が安くなるわけではない

一般的に延床面積が小さくなるほど、建物本体価格が抑えられると言われています。

トヨタホームのHIRAYA Smart Stage+であれば、スキップフロア部分が延床面積に含まれないので、建物本体価格を抑えられると考えられる方が多いです。

実際、つくねも延床面積が小さくなる分、安くなるのかな?と思っていました。

 

しかし、実際は従来の平屋で同じくらいの規模感の間取りにした場合とそこまで費用に大差がないのです。

いくら延床面積が小さくなるとはいえ、1.5階というスキップフロアをつくるための施工コストがかかってしまいます。

したがって、延床面積が小さくなるからといって、施工費が安くなるわけではありません。

 

まとめ

今回はトヨタホームの新商品「HIRAYA Smart Stage+」の魅力と注意点について紹介しました。

実際、つくね自身もトヨタホームで平屋計画を進めるにあたり、HIRAYA Smart Stage+にとても興味を持っていましたね。

トヨタホームとの契約に至るまでに一条工務店やアイ工務店なども比較検討していたのですが、トヨタホームのスキップフロアには非常に魅力を感じました。

※アイ工務店やほかのハウスメーカーでもスキップフロアの設計は可能です。

 

ただ、どうしても「マルチ収納」部分が使いにくいと思ってしまったのです。

高さがあまりない分、収納できるものが限られてしまうのはもちろん、人の出入りがしにくいというのが大きな懸念点でした。

 

とはいえ、平屋の空間を最大限に有効活用できるのは非常に魅力的なので、ライフスタイルや間取りによっては非常によい商品といえるでしょう。

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ABOUTこの記事をかいた人

トヨタホームで27坪の平屋を建てたつくねです。2つの書斎や勾配天井、そして深い軒などこだわりポイントがたくさん!コダテルでは自営業者の住宅ローン審査や家づくり計画、さらにトヨタホームの魅力などについて紹介します。