【保存版】施主が家づくり計画中に実際に経験したトラブルと解決策を紹介!(前編)

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家づくり計画を進める中、ブログやSNSなどを使って情報収集される方も多いでしょう。

しかし、いろいろ調べていると「営業担当とトラブルになった」「施工ミスを見つけた」「要望と違う仕上がりになった」など、さまざまなトラブルを見かけることも少なくありません。

そこで、今回は「家づくり計画中に実際に経験したトラブル」をテーマに実際に先輩施主が経験したトラブルや解決策を紹介します。

 

本記事のきっかけ

きっかけ
今回、「家づくり計画中に実際に経験したトラブル」を書くきっかけとなったのは、つくね自身も実際にトラブルに直面したからです。

 

家づくりを始めるにあたり、TwitterやInstagram、さらにブログなどでたくさん調べました。

どのようなところを注意しなければならないのか、どういうトラブルが多いのか、など入念に調べていたつもりでしたが・・・未然に防げませんでした。

しかし、トラブル自体はそこまで大きなものではなかったため、案外すぐに解決できたのです。

 

ただ、トラブルの大小問わず、できればトラブルに遭わずに家づくりを進めたいですよね。

とくに大金を支払って(住宅ローンを組んで)憧れのマイホームを建てるので、小さなトラブルであっても、できれば避けたいところです。

 

そこで、家系ブログを盛り上げる会のあんままさんの多大なる協力のもと、たくさんの施主さんから実際に経験したトラブル事例や解決策を、アンケートを通して共有していただきました。

今回はみなさまからいただいたアンケートをもとに、実際にあったトラブル事例や解決策を前編と後編に分けて紹介します。


 

家づくり計画中にトラブルに遭った割合

あんままさんがTwitterでトラブルを経験したかどうかに関するアンケートを実施してくれました。


合計で160件の回答があり、「トラブルがあった」と回答した方が80.6%、「トラブルはなかった」と回答した方が19.4%でした。

 

アンケートに答えてくださった8割の方が実際にトラブルを経験しています。

意外にもトラブルを経験された方が多いという印象。

 

現在進行形で家づくり計画を進められている方や、これから家づくりを検討されている方は「自分もトラブルに遭ってしまうのでは?」と心配されるかもしれません。

ただ、できればトラブルが起こらずスムーズに家づくりを進められるのが理想です。

そのため、これから紹介する実際にあったトラブル事例と先輩施主の対応を参考にしてください。

 

家づくり計画中に実際に経験したトラブル事例

トラブル
8割の方がトラブルを経験していることがわかりました。

とはいえ、ひとえにトラブルといっても、さまざまな種類があります。

今回、多くの施主さんから実際に経験したトラブルを共有していただいたので、それぞれ可能な限り紹介していきます。

 

計画と異なる施工トラブル

トラブルの中で意外にも多かったのが図面や計画とは異なる施工トラブルです。

打ち合わせで伝えていた内容と違う仕上がりになってしまい、ハウスメーカーや工務店と揉めてしまったという方も少なくありません。

では、施主さんが実際に経験されたトラブルをみていきましょう。

 

軒天の貼り方やコンセント位置の間違い

軒天の貼り方やコンセント位置が実際の仕上がりと打ち合わせ時に伝えていた要望と違うというトラブル。

 

細かい部分と思われる方もいるかもしれませんが、コンセント位置や高さは意外と重要なポイントです。

使い勝手に影響するのはもちろん、見た目の印象も変わってしまうので、注文住宅の施主さんの中ではこだわりを持たれている方も多いでしょう。

また、軒天の貼り方についても向きが違うだけで、見た目の印象がガラッと変わってしまいます。

そのため、打ち合わせの段階で希望を伝えておく方も多いのではないでしょうか。

 

しかし、YPさんのケースでは要望と異なる仕上がりになったとのこと。

幸いすぐに対応していただいたようで大きなトラブルにならずに済んだようです。

YPさんは施工中に何度も現場に訪れていたそうです。

 

つまり、家が完成していく工程を細かくチェックしていたので、大きなトラブルに発展する前に対応できたのでしょう。

実際、軒天の貼り方やコンセントの位置間違いについても、早い段階で気づけたのでハウスメーカーにも迅速に対応してもらえています。

 

やっぱり、できるだけチェックしたほうが良いですね!!

今住んでいるところから建築現場が遠いと難しいかもしれないけど、やっぱり何度も現場に足を運ぶことは大事なのかもしれませんね!
YPさんのTwitterはこちら

 

要望とは異なるキッチンパネル

yoheiさんは要望とは異なるキッチンパネルに仕上がっていたトラブルを経験されました。

キッチンはLDKの顔になるともいわれており、こだわりを持たれている施主さんも多いでしょう。

とくにキッチン周りの色や質感などは、何度もシミュレーションして決めていく重要な工程です。

 

その中でyoheiさんはマットな質感のパネルを希望していたにもかかわらず、実際には艶のあるパネルが貼られていました。

すぐに担当者に連絡を取り、すぐに交換の対応していただいたようです。

キッチンパネル yoheiさん

施工されたキッチンパネル


 

キッチンパネル yoheiさん

希望のキッチンパネル



yoheiさんも建築工程をチェックしていたので、家が完成する前に対応できたのですね!

希望や要望と違うのはよくないけど、やっぱりミスは避けられないのかな?って心配になりますね。
yoheiさんのTwitterはこちら


 

傷や不具合のトラブル

傷や建具の不具合に関するトラブルも意外と多いようです。

実際、施主検査でトラブルに気づくことも少なくありません。

 

床や手すりの傷、不具合

床の傷や手すりの不具合トラブルを経験されたユコさん。

 

階段や床をチェックしてみると・・・

 

手すりにあるはずのビスがなかったり、ビス跡がついていたり、そのほか、ささくれがついていたりなどのトラブル。

実際に担当した職人さんは気づいていたであろうトラブルですが、そのまま引き渡しとなったようです。

ユコさんが担当者に伝えたところ、新しい物に交換してくれたとのこと。

しっかりと担当者に伝えることが大切ですね。

施主検査や引き渡し後に気づくこともありますよね。でも、施工中に大工さんは気づかないものなのかな・・・?

施工中に気づいている人もいるだろうけど、そのまま引き渡しになることもあるんですね。でも、しっかりと担当者に伝えれば対応してもらえることが多いのかな?
ユコさんのTwitterはこちら

その他のトラブル

 

お金のトラブル

見積もりに入れ忘れの項目があったり、打ち合わせ時に伝えられていた金額と違ったり、お金に関するトラブルも少なくありません。

 

見積書に入れ忘れの20万円

家系ブログを盛り上げる会の会長であるびびさんが実際に経験したお金のトラブル。

インターネットやケーブルテレビの回線を母屋から引っ張る工事をハウスメーカーに依頼しており、見積もり書にも反映されていることを生産管理(現場監督)に確認。

 

生産管理からは「見積に入っています」と言われたものの・・・

 

実際は入っておらず、追加で20万円かかることに。

とはいえ、生産管理側は非を認めており、なんと20万円をサービスする提案をしてくれたそうです

 

しかし、さすが会長です。

「別に値引きがして欲しいわけじゃない!」という意気込みで満額払う旨を伝えたところ、最終的には値引きで着地したとか。

すごいです!びびさんが!僕だったら、20万円のサービスそのまま受け入れていましたね・・・。

お金のトラブルはできるだけ避けたいですよね。何度も確認しているのに「見積もりに入っています」と言う現場監督さんは一体・・・。
びびさんのTwitterはこちら

トラブルの詳細はこちら

予算変わりませんからの120万円アップ

「予算変わりませんからの120万円アップ」を経験されたあっくんさん。

 

もともと外観に仕様に悩んでいたところ、ようやく気に入る外観を見つけて前の仕様から変更になりました。

ただ、ベランダの追加や外壁の面積が増えたことから、金額が上がってしまうという不安も。

 

そこで、担当に尋ねたところ、「上がりますが、在来をツーバイに構造を変更すると40万程度費用が下がりますので、その差額で吸収できる程度です。」という回答があったそうです。

さらに、もともと予算に入れていた地盤改良費60万円が不要になったので、金額が下がることを期待。

つまり、在来工法からツーバイへの変更で約40万円、地盤改良費60万円が削減になるので、合わせて100万円の減額ということになります。

 

ただ、更新された見積もりを見てみると・・・

もともとの総額よりも20万円増額という結果に。

 

本来であれば工法変更と地盤改良費が不要になったことから100万円減額されているはずなので、もともとの総額から20万円アップしたということは、結果的に120万円のアップということになります。

最終的には営業担当と上司を交えて交渉したことで、120万円アップの内、半額の60万円が着地点となったようです。


120万円のアップは辛すぎます・・・。ただ、その後の交渉が大切ですね。担当者や上司、ときには会社全体としっかりと協議した上で着地点を見つけるのがポイントですよね。

金額が大きい分、しっかりと交渉しないとダメですね。
あっくんさんのTwitterはこちら

トラブルの詳細はこちら

 

まとめ

まとめ
いかがでしたでしょうか。

今回は主に「計画と異なる施工トラブル」「傷や不具合のトラブル」そして「お金のトラブル」の3つを軸に先輩施主さんが実際に経験したトラブルと解決策を紹介しました。

 

やはり、担当者や施工会社としっかりと相談・交渉することが大切ですね。

また、できるだけ建築現場に行って確認するのも非常に重要だといえるでしょう。

とはいえ、今住んでいるところから現場が遠いという方も少なくありません。

 

ただ、営業担当者によっては定期的に施工中の写真を送ってくれたり、進捗状況を細かく教えてくれたりすることもあるようです。

後編では「土地トラブル」「隣人トラブル」「外構トラブル」「そのほかのトラブル」をメインにトラブルと解決策を紹介するので、次回もぜひチェックしてくださいね。

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ABOUTこの記事をかいた人

トヨタホームで27坪の平屋を建てたつくねです。2つの書斎や勾配天井、そして深い軒などこだわりポイントがたくさん!コダテルでは自営業者の住宅ローン審査や家づくり計画、さらにトヨタホームの魅力などについて紹介します。