注文住宅のトラブルを防ぐ最強の方法!費用もほぼゼロ。

注文住宅での多くのトラブルを防ぐ簡単で最も効果的な方法を紹介します。

いきなり、ぶっちゃけますがその方法は「メモ」です。

なーんだ、ただのメモかよ」って声が聞こえてきそうですけれど。

ですが「ただのメモ」が注文住宅では大きなトラブルさえ未然に防ぐこともあるんです。

さらにトラブルだけでなく自分が望む家づくりができるかどうかさえも左右してしまう可能性を秘めています。


本当に?」そう思いますよね。

でも、それは本記事を読んで自身で判断してみてください。

申し遅れましたがクロブチと申します。僕は一応20年以上不動産関係の仕事をしている宅建士でもあります。

本記事は先輩コダテルブロガーの「うんちく士さん」とのスペシャルコラボ企画!!

僕がリスペクトする「うんちく士さん」の記事から、これはもっと読んでほしいというものを深堀して作成した記事となります。





大切な約束はメモにサイン

注文住宅のトラブルを防ぐ最強の方法!

注文住宅での打ち合わせでメモを取る人は多くいらっしゃると思います。

ですが、そのメモをたんなる記憶のメモリーとして使うだけではもったいない!


うんちく士さんの記事を深堀り




タマホームでマイホームを建てた建築士が適当に家づくりの事を書くブログ

うんちく士さんはリアルな建築士ですが宅建士、施工管理士、二級FP技能士..etcなど数多くの資格を保有されています。

そのうんちく士さんが注文住宅で一番大事と言い切る「メモ」。


その言葉に彼自身の経験からくる確かなうらづけと深い思いを感じました。
 

なので、その深い部分を僕なりにもう一度しっかりと伝えたいと思ったんです。

メモが大切なことはお伝えしました。

では次にそのメモがなぜ大切なのか、そして本当に役立つメモに変える方法を紹介します。



打ち合わせのメモには確認のサインをもらう!


大切なので初めからズバリ言います!「メモに確認のサインを必ずもらう」です。

「恥ずかしい?」「面倒?」そんな声が聞こえてきそうですが….。


メモに署名してくれない会社は信用するな!


うんちく士さんは打ち合わせのメモに確認のサインを渋るような担当や会社は契約自体を見直したほうがいいと書いています。


メモの確認は当然のこと


うんちく士さんのような建築士さんは図面や設備などを大工・電気・水道・資材屋などに多くの指示だすお仕事。

さらにただ指示するだけでなく場合によっては意図を理解しているか確認する必要もあるでしょう。

だからこそメモの重要性を深く理解し確認のサインをもらうことの大切さを伝えているのだと思いす。


これについて僕も同意見です。
 

僕はいちおう不動産の取引にかかわる宅建士なので確認事項のサインをもらうこと大切さもよくわかります。



担当が署名できないとウソを!!


「メモはとれるが署名はできない」という相談をうんちく士さんが受けられたことがありました。

結局それは担当者がついたウソだったのですが、こういったケースは意外に多いのではないでしょうか?

担当者の立場になれば会社の都合で仕様変更になることもあるので自分の立場が悪くなるものを排除したいのはわかります。


ですが、注文住宅ではそういう小さい信用が大切です。

はじめにも言いましたが、打ち合わせのメモに署名できないという担当や会社なら僕も契約を考えなおしてもいいと思います。

実際に注文住宅では施主は図面や変更書類に何枚も数多く確認のサインをします。

なので、請け負う業者側もサインを渋るというのは情けない話です。



口約束は大きなトラブルにつながる



注文住宅での口約束が大きなトラブルになった話は本当によくあります。

そんな時にも役に立つのが確認したサインのあるメモです。

実際にメモを書き残して置いたことでうんちく士さん自身もシステムバスの色が違うことを指摘することができたそうです。


僕は洗面台の引き出しの形が違っていた

また、僕の場合は洗面台の引き出しの形や軒天の色が違ったことがあります。

僕の場合はメーカーの画像付きの見積があったので洗面台の違いに気が付きましたが、もし確認するものがなかった場合はトラブルになったかもしれません。

注文住宅ではクロス、建具、外壁など確認事項が山のようにあり、どれだけ現場監督が確認してもほぼ間違いは発生しています。

だからこそ、仕様書だけに頼らず自分でもしっかりとメモをとることが二重チェックにもなるのです。





営業担当との連絡は記録に残そう

営業担当との連絡は記録に残そう

電話ではなくLINEなどのSMSサービスは記録が残るでとても便利ですよね。


アンケートしてみたよ


実際に担当営業との連絡方法をどうしたのかツイッターでアンケートを取ってみた結果。

「電話とLINEが半分」の人が50%で「ほぼSMSかLINE」の人も35%でした。

このように最近では営業担当との連絡方法は電話ではなくLINEやメールが主流となっています。


電話連絡だけの人はとても少なかった..。

重要な約束はノートでもう一度確認


ただ、LINEやSNSは削除できる機能があるものもあるので重要な約束ごとはノートなどのアナログの媒体に書き出して確認サインをもらっておきましょう。





メモは家づくり用に一冊ノートを用意

メモは家づくり用に一冊ノートを用意

メモをとるだけでも何も書き残さないよりはよいです。

ただし、ポストイットなどの付箋ではなく「ノート」を一冊用意しておくことをおすすめします。(うんちく士さんも実際にノートでメモをとっている)

日程・決めるリスト・調べるリストで頭を整理する

ノートの書き方は基本自由ですが、初めに日程(スケジュール)すぐに確認できるページを作り、あとは打ち合わせごとに見開きでメモをとるのが良いです。


見開きで余白をたっぷりと残すのがポイント


ノートを見開きで使うのは余白を広くしておくためです。

広くとった余白にはあとから思いついたことや質問事項などを書き込みましょう。

スマホで写真を撮った場合でも一枚で送信できるので間違えにくい。

また、打ち合わせ内容を一目で確認するとで良いアイデアが生まれやすいです。

打ち合わせでは「調べることリスト」「決めるリスト」など今することや次にすることをなどわかりやすくリスト化するのがおすすめ。



  • 見開きで使う(後から書き込めるように余白は大きく)
  • 右下に担当者の確認欄を作る
  • スケジュール(期日)
  • 調べることリスト
  • 決めることリスト


  • 口約束は何の効力もないと思うべし!


    ノートは見開きでメモをとり右下に担当者の確認のサインをもらう欄をつくっておきましょう。


    何度も言いますが確認のサインは重要です。

    人の記憶はあいまいなもの


    人の記憶はあいまいなものです。思い込みや勘違いをしない人はいません。


    メモをとることで自身の勘違いやミスを少なく適切な対応がとれます。

    トラブルになったときに役立つ


    「たかがメモされどメモ」です。

    注文住宅のトラブルの多くは意思疎通がうまくいっていないことでおこります。

    いちいちメモにサインをもとめる「面倒な施主だと思う」営業担当か、確認のサインするだけで「安心してもらえる思う」担当なのか見極めてください。



      

    注文住宅のトラブルを防ぐ簡単で効果的な方法まとめ


    本記事はどうでしたか?メモくらいで大げさだと思われた人もいるのではないでしょうか?

    確かに「ただのメモ」です。

    ですが注文住宅では本当に一つ一つ丁寧に確認していく作業がとても大切なのです。

    さあ、すぐにノートを作ろう

    もしこれから家づくりをはじめられる人がこれを読んでくださっているのであれば是非いますぐにノートを一冊準備してください。


    その一冊のノートがあなたの家づくりに役立つだけではなく素晴らしい結果をもたらすかもしれませんよ。

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