私は夏の遮光や玄関と洗濯物干しが雨でぬれないために軒をつくりました。また総2階でのっぺりした感じではなく、凹凸のある外観が好みでした。
軒天(軒の天井)を木目にしたことで室内からの見た目も良い感じになっています。
しかし軒をつくることで生じるデメリットを考えていませんでした。
今回は軒をつくって知ったデメリットを4つ紹介します。
Contents
軒をつくって知ったデメリット4つ
軒は夏の暑さから守り、雨の日でも外干しができる便利なものです。しかし軒はメリットだけではありません。
- 鳥の糞害
- コウモリ被害
- 虫が増える
- 汚れが目立つ
1つずつ解説していきます。
軒は鳥にとっても雨風をしのげる場所になる
軒下には窓枠や換気扇など鳥が止まれるスペースがあります。またツバメが軒下に巣をつくることも。
我が家では軒下にあった換気扇に鳥が止まり、地面に糞をしていました。下はコンクリートにしていたため、糞害により一部変色しかけていたり、掃除が大変だったりと大変でした。
コンクリートは雑草や虫対策に有効ですが、鳥の糞で簡単に変色します。見つけたらすぐに掃除しましょう。
中性洗剤を使うと汚れが取れやすいけど、時間が経って乾燥すると汚れが落ちなくなるよ。
鳥被害の対策は簡単だった
換気扇の上に鳥が止まっていたため、『物理的に止まれなくする』だけで解決しました。
ダイソーで買った鳥よけを針金で換気扇の上に固定しただけです。見た目は悪いですが、効果はバツグンです。DIY費用は220円と安価で作れるため、困っている方は一度試してみてはどうでしょうか。
こんなところに鳥が止まるなんて想定してなかった。
コウモリの休憩所になってしまった
コウモリは食事のあと消化するために、巣へ直接戻らず途中に休憩することがあります。軒下のような雨風や外敵から身を守れる場所は居心地がいいとか。
居心地がいいと巣をつくるため、早めの対策が必要です。
正直、コウモリ対策は現在も試行錯誤しています。
- 業者に依頼する
- スプレーや設置式の薬剤をつかう
- 光で照らす
- 洗剤で洗浄して匂いをつけるなど
コウモリの糞害は健康被害を起こすため、小さな子どもがいると心配です。掃除を適宜していますが、いたちごっこ。コウモリが1番困っています。
うちはちょうど玄関にコウモリが止まるから、物理的な対策が難しくて困っているよ。
実際に業者へ依頼してみた結果も記事で紹介しているので参考にしてください。
軒があると虫が増える
軒下は虫にとっても居心地のよい場所です。我が家では雨が当たらない地面に毛虫やダンゴムシ、軒下にクモの巣やカマキリの卵など様々な虫が寄ってきます。
虫よけのスプレーや掃除を適宜行い対策しています。周囲は畑や用水路など虫の発生しやすい環境であり、完全に防ぐのは難しいです。
完全には防げないけど、虫よけスプレーは効果があるから毎年続けていこうと思っています。
軒天や外壁は汚れが目立つ
軒天には雨水がしたたって汚れが目立ちます。また外壁も雨が当たらない部分が増えることで、ハイドロテクトタイルの洗浄効果が発揮できずに汚れが落ちません。
個人的に玄関上のパラペット屋根から水が垂れて、軒天が汚れているため気になっています。
軒をつくるときは、デメリットも知っておきましょう。「軒をつくったからこんなことに」と後悔しないように。
ソラマルです(Twitter)
別で一条工務店をまとめたブログを運営
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