今回は水はけがよいと噂のドライテックについて紹介します
去年から話題になったドライテック
水はけがよく駐車場に勾配を作らなくてよいことから人気が出ました
しかし実は後悔したという声も聞くようになりました
- 勾配が必要だった
- メンテナンスが大変
- ぼったくられたなど
メリットばかりが話題になったから、考えもしなかったデメリットが出てきたよ
外構業者が慣れてなかったのも原因だと思うけど、施主には関係ないよね
私がよく聞くデメリットや後悔した話を紹介していきます
Contents
ドライテックで後悔した話
Twitterのフォロワーさんがドライテックで駐車場を施工した人が数名いました
その中で特に気になった事例を紹介します
勾配ができてしまった
家を建てるときに雨水が流れるように勾配をつくります
建物と道路の勾配差をGL設定(グランドレベル)といい、かならずできる排水の勾配です
ドライテックは透水性があり、排水のために勾配は必要ありません
しかし、GL設定によっては最初から勾配がありドライテックでも勾配ができてしまいます
「平らな駐車場にしたかったのに失敗した」と
思ったように平らにならないので注意してください
アスファルトみたいで見た目が悪い
ドライテックはアスファルトのようなゴツゴツした仕上がりになります
コンクリートみたいにつるつる感がないため、自宅の駐車場の感じがしないと思ってしまう人がいます
滑り止め効果が高いので、雨が降っても子どもが転倒しにくいのはメリットです
土間コンクリートよりも高額になった
ドライテックの方が安い傾向にあります
しかし、外構業者が慣れておらず流通も少ないため実際は高額になることが多いです
私も不慣れだから高くなってしまうと言われてやめました
とくに地方では施工事例が少なく高額な請求を受ける可能性が高いと考えられます
私のように見積もりをしっかり出して、高くなる理由も説明してもらえるといいですが、内情を教えてもらえない場合は知らずに『ぼったくられる』可能性もあります
メンテナンスがめんどうだった
意外と多いのがメンテナンスについての話題です
土間コンクリートも汚れるので定期的な掃除は必要
しかし慣れてくると掃除をさぼってしまいます
コンクリートに比べてドライテックで同じように掃除をさぼるとデメリットが大きくなります
ドライテックは目詰まりするから注意してね
ドライテックのメンテナンスをさぼると目詰まりして排水されなくなります
掃除は高圧洗浄機で簡単
メンテナンス自体は高圧洗浄機で流すだけと簡単です
しかし
- 高圧洗浄機を購入
- 定期的に洗浄を行う
この2つは意外とハードルが高い
砂や石、葉っぱが詰まっても高圧洗浄で流せますが、洗浄する手間が大変です
目詰まりを起こすと排水されず水が溜まります
- 悪臭
- 虫の発生
- 水たまりで汚れるなど
排水がうまくできないデメリットが大きいので、ドライテックを採用するときは注意してください
虫はホントに無理!
虫対策は頑張って考えたわ
外構での虫対策記事も作っていますので参考にしてください
まとめ
ドライテックにはメリットが複数あります
- 水はけがよい
- 勾配が少ない
- 滑りにくい
- 雑草対策になる
しかしデメリットもあるため、採用前にはよく検討してください
実際に後悔した、失敗したという声もきくため家づくり中の方は外構業者に頼りきりにならず、自分でも勉強していきましょう
ソラマルです(Twitter)
別で一条工務店をまとめたブログを運営
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