アイ工務店の家づくりはどんな感じ?体験や評判をもとにまとめてみました!

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クロセの記事を読むのが初めての方は、まずこちらの記事をお読みください。

ども、クロセです。

以前の記事では、アイ工務店の標準仕様について記事にしました。

アイ工務店の標準仕様を調査してみよう!



仕様はこれである程度分かると思いますが、仕様だけではわからないことも多いと思います。

営業はどんな感じか?
スケジュール感は?
価格はどれくらいか?

今回は私がアイ工務店で家を建てた体験や、ツイッターのフォロワーさんの感想をもとに、そのあたりの雰囲気を記事にしようと思います。

アイ工務店で家づくりをしたいけどどんな会社かわからないという方には参考になると思いますので、ぜひご一読ください。

では、さっそく書いていきます。


会社概要

アイ工務店は創立2010年であり、ハウスメーカの中ではかなり若い会社です。

歴が浅いということで、特に営業さんについては人によって結構ばらつきがあるという話ですが、経営状況をみると非常に勢いよく成長しているようですので、平均的に見ればそんなに悪くない営業対応だと思います。

その経営状況は以下のページで確認できます。

アイ工務店、10年間で住宅会社の売上高成長率1位に-東京商工リサーチ調査



創業からの10年間で売上高の成長率が1位ということで、経営状況は非常に良好なようです。
利益率も悪くないですし、契約数も年々増やしています。

匿名の掲示板では悪い評判が書かれることも少なくない印象ですが、本当にその評判通りでしたらここまでの成長は実現できないでしょう。

展示場もあらたに建てている点からも景気の良さがうかがえます。

若い会社でありますが、今のところすぐに倒産するという危機はないと思います。

どんな家を建てられるか?

アイ工務店は自社工場を持っているわけではないので、ほとんどは汎用的な建材を使用しているため、オリジナリティには欠ける印象です。
(外壁に関してはオリジナルのタイル外壁を使えるようです)

ただし、使っている建材は全体的にグレードが高めで高耐久ですし、断熱や耐震といった性能面も全体的に悪くない、というか大手に匹敵するくらい良い印象です。

また、アイ工務店の特徴として支店ごとに標準仕様が異なるという点があります。
私はこれを地域の特色に合わせた仕様にできると解釈しており、いい点だと思っています。

間取りでは、アイ工務店は「ハーフ収納」「ハーフ吹き抜け」「スキップフロア」といった縦の空間を使った間取りを自社の売りとしております。

意匠面は人によって評価が変わると思いますので、気になった方は公式ページの実例を見てみるといいと思います。

https://www.ai-koumuten.co.jp/information/examples/

仕様については下記の記事で書いているため参照してください。

アイ工務店の標準仕様を調査してみよう!



まとめると、全体的に高水準な家を建てている印象です。

ちなみに、標準で長期優良住宅に対応可能な仕様になっていますが、申請にはそこそこ高い追加必要が必要になることには留意してください。

価格

価格はざっくりといえば大手メーカよりも安く、ローコストメーカよりは高めです。

性能に対するコストパフォーマンスは、大手よりもかなりいい印象です。

ただし、オプションを採用した時の追加費用は高めという話を聞きます。

オプションなしでも十分にいい家を建てられると思いますが、オプションを追加する場合は注意が必要かもしれません。

営業さん

前述の通り、営業さんの評判には結構ばらつきがある印象です。

会社が若いのでまだ社内での教育体制が整っていないと考えられます。

加えて、アイ工務店の営業さんの多くは新入社員ではなく、他社の優秀な社員を雇って構成したようなので、その点もばらつきがある原因の1つだと思います。

それでも、もともと優秀な社員を雇っているわけですから平均的なレベルは高いと思います。

しかし、アイ工務店の営業さんは担当する業務の範囲が非常に広く、常に忙しいようです。

そのせいか、間取りや仕様の更新にミスがちょくちょくある印象ですので、施主側でも都度チェックすることが重要になってきます。

つまり、施主側も積極的に家づくりに参加してチェックする意識が重要になります。

忙しいせいか、メールに対するレスポンスも遅れがちです。

このミスや遅さが評判を下げている部分もあるかもしれませんね。

余談ですが、私を担当してくれた営業さんは誠実で知識も豊富な人でした。

図面や仕様の更新漏れはありましたが、それを差し引いても頼もしい家づくりのパートナーでした。

インテリアコーディネータさん

インテリアコーディネータさんは、社外の人の対応になります。

そのため、営業以上に能力のばらつきは多いかもしれません。

また、大手では社内のインテリアコーディネータさんが積極的に意匠の提案をしてくれるようですが、あまりそういうことは期待しないほうがいいかもしれません。

私の場合ですが、積極的に提案するというよりも、私がどうしたいかを聞いて誘導していくという感じでした。

結果として、内装は自分が決めたとおりの意匠になり愛着はわきますが、仕上がりには施主のセンスが大きく出る印象です。

全員がそうというわけではないかもしれませんが、アイ工務店のインテリアコーディネータさんは社内の人間ではないので、基本的には無難な仕上がりになるかもしれません。

スケジュール感

スケジュール感ですが、全体的に早い印象です。

私の場合ですが、契約から着工まで3か月程度で間取りや仕様に関する打ち合わせが10回ぐらい、その他の打ち合わせ2~3回ぐらいでした。

週1~2回ペースの打ち合わせなので人によっては結構あわただしいと感じると思います。

それに加えて、打ち合わせとは別に水回りや建材のショールームに行って仕様を確認する必要もあるのでなおさらあわただしいです。

やりたいことがあるなら、契約前に入念に打ち合わせておくべきでしょう。
間取りもある程度納得するレベルまで決めておくといいでしょう。

施工

大工さんは社員ではなく雇われの人なので、これまたばらつきはあると思います。

ただ、アイ工務店は全棟気密測定をしているわけではないですが、カタログスペックとしてC値0.5をチラシに掲げていたりします。

画像
また、私の家も気密測定を行いましたが、C値は0.27と非常に良好な結果でした。

以上のことから、施工精度はそんなに悪くないと思います。
もしかしたら大工さんによらず、施工精度を一定以上にするノウハウがあるのかもしれません。

より丁寧な施工を望むなら、有料ですが気密測定をしてもらうといいと思います。

アフターケア

アイ工務店のアフターケアでやってくれることやスケジュールは以下のページに記載されています。

https://www.ai-koumuten.co.jp/concept/support.html

3か月目、1年目、2年目、5年目、10年目に無償点検、20年目と30年目は有償の点検があります。

点検前には連絡が来て、都合がいい日に合わせて点検に来てくれます。

点検は家の外も中も結構丁寧に見てくれますし、ちょっとした不具合ならその場で修正をしてくれます。

また、個人的にうれしい点は10年間の住宅設備機器保証です。
保証内容は以下の通りです。





設備機器の故障は、設置5年以降急激に上昇するにも関わらず空調機器・給湯機器・設備機器メーカー保証期間は1年程度であることが現状です。万一、設備が故障した場合、メーカーの保証書に記載されている内容、及び規定内容に基づいて無償で修理をご提供いたします。




ざっくり言えば水回りやソーラーパネルなんかも通常使用の範囲での故障であれば無償で修理してくれるということです。

他社ではなかなか聞かないですし、もしかしたら保証してくれているのかもしれませんが、このことを明示してくれているのはいい点だと思います。

終わりに

今回はアイ工務店の家づくりについて記事にしてみました。

ざっくりと、アイ工務店での家づくりがどんなものか伝わりましたでしょうか?

家の仕様は高水準ではありますが、主に営業対応で大手よりも安い理由があるかなといった印象です。

もしアイ工務店で家づくりをする場合は、より施主側が積極的に関わっていくことが求められると思います。

いいように解釈すると、だからこそ、完成した時に自分の家に愛着が強く沸くかもしれません。

アイ工務店での家づくりを検討されている方の参考になれば幸いです。

では。

 

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ABOUTこの記事をかいた人

2020年2月からアイ工務店と一緒に建てたマイホームに居住中。 家の中が寒いのがいやだというところから家づくりを開始した結果、高断熱高気密という言葉に出会う。 以降、いろいろ調べているうちに高断熱高気密の沼にはまり、使者を自称するようになる。