【コタエル】建て替えを値段安くすることはできますか?

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こんにちわ。

三級うんちく士です。

今回も前回に引き続き「コタエル」の質問に回答していきます。

 前回のコタエルはこちら! 
「家づくりをする前の自分につたえたいこと5つ!!」を書いてみました。
 

Contents

今回の質問

建て替えを値段安くすることはできますか?

です。

正直難易度がかなり難易度の高い質問だと思います。

というのも家づくりには色々な条件が複雑に絡み合って価格に影響してくるからです。

そのあたりも含めて回答していきたいと思います。

回答と想定する質問の比較対象を仮定

回答にあたっては、更地と建物が建っている土地に同じ仕様の家を建てるという前提とします。

そして、まずは、いきなり回答しておきたいと思います。

回答としては、「条件によって変動します。(高くも安くもなる)」というのが答えになります。

なのでこの先、展示場などを回る場合でも前提となる条件をしっかり整理しておくことをおすすめします。

具体的には、どういったことなのか事例をあげながら家を土地から建てるのか、建て替えるのかがどういう形で価格に影響を与えるのかを考慮しながら比較していきたいと思います。

例えば

・土地を買うのか、借りるのか、貰うのか
・土地に面する道路や上下水道の状況
・その地域にかかわる法令等の制限

などこのような条件を確認することにより価格変動の要素を事前にチェックしておくことができるようになります。

しかしながら、この部分が非常に色々と複雑にからみあうのでなかなか簡単に把握できないものもあります。

そういったことから今回のような疑問が質問になったということではないのかなと解釈ています。

なので多少なりとも施主として事前学習してく必要もあると思いますが、全てというわけではないので大きなところを少しでも理解しておくという感じでいいと思います。

事例を仮定してみる

色々なケースが想定できるので一例として事例を仮定して説明してみます。

例えば、一般的に多いケースだと分譲地(売地)などの更地を購入して、そこに家を建てる場合があったとします。

この場合には、比較的余計な手続きは発生せずにスムーズに家が建てられる場合がほとんどですが、その分土地の購入費用が嵩むことになります。

それとは、逆に建て替えとなると主な費用としては、既存の建物を取り壊しとなりますので、土地の購入費用よりは安くなる場合が多いです。

「解体費用<土地購入費用」となりますので同じ家を建てる場合には、建て替えの方が安くなるかもしれません。

ただしこれも単純には決められないこともありますので、ほかの条件が全て同じ場合とい条件付きの話です。

条件が少し変わるだけで答えが変わることも大いにあり得ます。

その、ほかの条件というのが前述した要素になります。

ちょっと違う角度からほかの事例もみてみましょう。

たとえば、形や面積など土地そのものの条件のが同じ土地があって、そこに同じ建物を建てるとします。

この場合にも前述した土地に面する道路や上下水道の状況やその地域にかかわる法令等の制限などによって大きく価格が変わってきます。

例えば土地の道路付け(接道状況)です。

技術的な観点からいえばトラックやクレーン車といった作業車両の入れない狭い道路(狭隘道路)などで作業する場合と広い作業スペースを確保できる道路に接している場合では後者の方が安価に工事できます。

土地条件
イメージでいうとこんな感じですね。

このような場合、建てる時にも価格が変わるのと同様にさきほどの事例でいった取り壊し(=解体工事)などにも影響を大きく与える可能性があります。

また、水道や下水道が整備されているか簡単に引き込みや接続ができるのかあるいは管の延長がどのくらいなどによっても大きく価格が異なります。

その地域や土地そのものにかかわる法令等の制限も同様に同じことが考えられます。

そのほかにもそれらに関係して登記やローンのほか発注先の業者さんなど価格が変動する要素が更地と建て替えの場合には大きく異なるものが想定できます。

このあたりの価格要素の不確定部分が着工してからの「想定外」の費用を生む要素にもなっているかもしれません。

まとめ

このように条件によって大きく価格が変動する要素をもっていますので冒頭お答えしたように質問の答えは「条件によって変動します。(高くも安くもなる)」ということになります。

ここは建築先など専門業者さんなどに確認しながら進めていくことが一番良いと思います。

ただしそれには目に見える、見えない(見積に記載されている、いない)の違いはありますが、相応のコストが建築費用に転嫁されるようになっています。。

まずは、自分がどういった家づくりをしたいか(家が建てたいか)の具体的なイメージが固まらないと高い安いが決まらないことが多いということをお伝えできればと思いました。

 

ということで、今日はここまで。

最後までお読みいただきありがとうございます。

 
 

 

 

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ABOUTこの記事をかいた人

家系ブログを盛り上げる会 副会長(タマホーム オーナー) 「ハウスメーカー、工務店、その他ビルダーの垣根無く」をモットーに家づくりの情報発信をしています。子ども3人の子育てパパ。 宅地建物取引士、一級建築施工管理技士、二級建築士、築古物件・荒廃地を再生する弱小大家。