Let’sGo工場見学!!【後編】

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こんにちは。

ひろき(@Hiroki11612371)です。

トヨタホームで建てた我が家のいえづくりを紹介する「ゆるひろブログ」を書いてます!

このコダテルでは、我が家がマイホームを考え初めてからお家が完成するまでの建築記を書いています。

これからお家づくりを始める人や、いま家づくり真っ最中の人に、実際の家づくりの流れや検討ポイントの参考にして頂けるような情報を建築記を通して発信していきたいと思います。

1話から読みたい人はこちらからどうぞ。


前回の話を読みたい人はこちらからどうぞ。


そして今回の第3話は【Let’s Go 工場見学 -後編-】

それでは、どうぞ

Contents

前回のあらすじ

前回はトヨタホーム工場見学の前編、鉄骨の溶接工程、塗装工程、床・天井・壁の組み付けと紹介してきました。

今回は工場見学の後編とその後のお話になります。

工場見学 後編

ユニット組立・溶接工程

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前回は鉄骨の枠に天井や床を混み付けるところまで紹介しました。

そして次は天井と床を組み付けた鉄骨の枠に柱を溶接し立方体のユニットにする工程を見学します。

上の写真のように鉄骨の枠の四隅にロボットが柱を溶接していきます。

前回、鉄骨の枠を作る溶接工程と、溶接した鉄骨に防錆のカチオンを塗装する工程では、溶接した後に塗装するから溶接箇所も腐食しないと紹介されたのですが、今回の溶接は塗装後になるので、矛盾していと思ったのですが、説明としては塗装後に溶接する箇所は最低減にしているとのことでした。

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溶接が完了すると、このような立方体の鉄骨枠が完成します。

この写真だと見にくいですが、柱を溶接した四隅の部分は防錆テープを巻いて腐食対策をしているとのことでした。

そして、この立方体がトヨタホームが採用しているユニット工法のユニットになります。

このユニットを積み木のように何個か並べて重ねてお家を作っていきます。

またトヨタホームのユニット工法は「鉄骨ラーメンユニット」と呼ばれる場合がありますが、これを聞くと何がラーメン??なのって思いますよね。僕も最近まで意味が分かっていなかったのですが、Rahmenはドイツ語で、枠、額縁、枠組みといった意味で、構造物では柱と梁を外力による変形に対して抵抗作用をもつ剛接合でなされている骨組みといった意味があるようです。

このラーメンユニットは外からの力に非常に強い構造となっているので、先ほどの写真を見て頂くと分かると思いますが、柱と柱の間隔を広く取ることができ、室内に壁や柱のない広い空間を作りやすい工法となっています。

外壁・内装組み立て

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次に先ほど組み立てたユニットに外壁や内装を組み付けていく工程を見学します。

ここまでくると、かなりお家がイメージできるような状態になってきます。

外壁や内壁、窓や扉以外にも、キッチンやユニットバスなども組み付けられます。キッチンやユニットバスは1つのユニットの中に収まる間取りの場合は工場で組み付けられますが、2つのユニットにまたがる場合は、現地でユニットを組み立てたあとに組み付けとなるようです。

また屋内の電気配線も工場で組み付けられ、現場では隣のユニットとジョイントを接続するだけの状態に作り込まれるとのことでした。

検査工程

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次は出来上がったユニットを検査する工程を見学します。

ここはトヨタホームのアピールポイントで「500項目もの検査項目でチェックし高品質を実現しています」とのことでした。

もちろん現場でお家が完成したあとにも検査はありますが、家が完成すると見えなくなってしまう内部の部分もしっかり検査されているのは、とても安心感があると思います。

また工場の中は天候に左右されない一定の環境が保たれているので、安定した品質を実現しやすいというのも納得ができます。

積み込み

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最後は完成したユニットに防水シートを被せて、現場に出荷されるまで工場の敷地内で保管されます。

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この写真はトヨタホーム春日井工場をGoogleMapで上からみた写真ですが、工場の周囲に緑色の四角い箱が並んでいますが、これが出荷待ちのユニットになります。

工場見学を終えて最初にオリエンテーションをした場所に戻る時に、出荷待ちのユニットがたくさん置かれているのを見ることができますが、ユニットの生産は工場の中で、雨風にさらされず作られますが、出荷待ちのユニットが屋外に並んでるのを見ると、少し微妙な感じがしてしまいます。

昼食

僕が参加した工場見学ツアーは午前中に工場を見学し、戻ってくるとお弁当が準備されていて昼食でした。

お弁当は無料で準備して頂いていて、しかも冠婚葬祭で出てくるような結構豪華なお弁当でした。当時、子供は1歳だったのですが、子供用のお弁当もかなり豪華で驚いた記憶があります。

昼食のあとは、トヨタホームの構造がスケルトンで見えるようになっているコーナーやスマートハウスについて紹介されているコーナーなどを見学をして全ての行程が終了となります。

最後に僕たち家族にアテンドし、いろいろ説明してくれていた説明員の方から挨拶があり名刺を頂きました。その名刺をよく見ると説明員の方は工場のスタッフさんではなく、トヨタホーム販売店の営業の方で、しかも僕が当時住んでいた社宅に最も近い展示場の営業担当の方でした。工場見学を終えて次回はもう少し具体的な話を展示場の方でしませんか!?といった流れになるよう準備されていたようです。

工場見学 前編の冒頭にも書きましたが、基本的にはトヨタホームの得意分野が紹介される工場見学ツアーなので、工場見学を終えて、いままで聞いたこともなかったトヨタホームでしたが、かなり好印象でした。

とくに「高品質にこだわる」といった部分は、トヨタらしい考え方でとても安心感がある印象でした。

またトヨタホームで家を建てることになった場合、自分が家のユニットが工場で生産されるタイミングに合わせて工場見学をすることもできるようです。

その他・補足

最後にちょっとだけ補足します。トヨタホームの販売体制は自動車と同じディーラー制を取り入れています。

工場でユニットを生産したり新しい商品の企画や研究開発をしているのはトヨタホーム株式会社ですが、僕たち施主とやりとりをして間取りを設計したり設備やインテリアを提案してくれるのは、トヨタホーム東京(株)やトヨタホーム愛知(株)といった販売店になります。

今回紹介してきたトヨタホーム工場見学ツアーはトヨタホームの販売店が企画しているイベントで、それぞれの販売店は別会社なので、参加する販売店のイベントによって多少内容が変わってくるようです。

僕の参加した販売店の工場見学ツアーは現地集合現地解散でしたが、最寄りの展示場からバスを出してくれるような販売店もあるようですし、半日で昼食がない販売店の見学ツアーもあるようです。

トヨタホームの販売体制についてば「ゆるひろブログ」に、詳しく解説した記事があるので、気になる方はリンク先の記事を読んでみて下さい。

ピックアップ

ピックアップは建築記とは別に、僕の気になるお家に関するキーワードを紹介するコーナーです。

今回はトヨタホーム工場見学の流れで『ユニット工法』について紹介させて頂きます。

今回の記事の中でも「鉄骨ラーメンユニット」は、鉄骨と鉄骨を溶接による剛接合で枠を作り、外部からの力に非常に強い構造になっているので、柱と柱の間隔を長く、広い室内空間が実現できるという紹介をしました。

ユニット工法の構造は、鉄骨の立方体のみで耐震等級3を実現できるので、在来工法の耐力壁のようなものが必要なく、窓を大きく取ることができたり、ユニット内に壁のない広い空間を作ることができたりします。

他にも今回紹介してきたように、工場でお家の85%を作ることで安定した品質を実現できたり、工期が短いといったメリットもあります。

一方で、この四角いユニットの形状を変えることはできないので、四角い土地でないとスペースを有効活用できなかったり、工場で作ったユニットを現地に運び込まないといけないので、旗竿地や道が狭くてユニットを載せたトラックが通れないような場所だと建てられないデメリットがあります。

他にもユニット工法ならではの間取り制約などもあったりします。ユニット工法のメリット・デメリット、トヨタホームユニット工法の間取り制約を「ゆるひろブログ」の方にまとめているので、気になる方はリンク先の記事も読んでみて下さい。

次回予告

次回は我が家の土地探しについて、紹介したいと思いますので、お楽しみに。

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ABOUTこの記事をかいた人

2015年2月に念願のマイホームが完成しました。「トヨタホームでオシャレで使いやすい家づくり」をテーマに、家族のやりたいことをたくさんつめ込んで、マイホームを作りました。そんな我が家の家づくりで得た経験や実際に5年以上住んで感じることを発信していきたいと思います。