お前ら「やっぱり家は木造だよな」ワイ「うひょおおお鉄骨やでぇ~」

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おう、コダテル夜8時30分の男、俺だ(@eightblog_hachi)




なんかどこかの掲示板のスレッドみたいなお題だな。
俺はSEOとか好かんからな。
お題も記事も俺の好きなように書く。
以上、運営への言い訳を終わる。




で、今回の記事はだな




お前ら男「鉄骨造と木造、どっちがいいんだあああああ嗚呼ぁぁぁぁぁぁ」

お前ら女「木か鉄か…木か鉄か…木か鉄か…木かてt(以下省略)」




と日夜悩んで寝不足になって
目の下にクマを通り越して
グリズリーが出来ているであろうお前らに捧ぐ。




お題だけ見て、俺を袋叩きにしようと
飛んできたヤツもいると思うから
今回は先に結論を書く。




総合的に見れば家づくりは
木造の方が若干有利




これは紛う方なき事実だな。
俺も認めよう。

だがしかし!
物事に選択肢が存在すると言う事は!
どちらにも甲乙つけがたいメリット・デメリットが
存在する事を意味する。

つまり、鉄骨にも確固たるメリットが存在する!
と言う事だ。
それにどちらに圧倒的なメリットしかない場合は
みな、片方を選ぶようになり選択肢は消滅する。
昔のビデオテープのVHSとベータ然り
テレビの液晶とプラズマ然りだな。
残るは買うか・買わないかの選択肢のみだ。




と言う事で!
今回は木造と鉄骨造の
「わかりきった」メリット・デメリット(笑)
を見ながら、最後になぜこの俺が
鉄骨を選んだのか、その理由を
ここに来たお前らだけに特別に教えてやろう。
このエピソードは俺のブログでも
公開していないからな、お前らラッキーだな。

じゃあそろそろ始めるとしよう。




お前ら「やっぱり家は木造だよな」ワイ「うひょおおお鉄骨やでぇ~」




始めるぞ、ついて来いっ!







木造の工法2つと主な使用ハウスメーカー








ざっくり分けて2つの工法があるので見ていくぞ。
細かく分けるともっと細分化されるが
俺は難しい事はよくわからんので省略だ(笑)




木造軸組工法(在来工法)




引用:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/mokuzo_jutaku/




いわゆる昔からの家の建て方だな。
古くから木造の家が建てられている途中の骨組みは
ほぼこんな感じだったな。
柱や梁、筋交いなどで骨組みを作る。




木造軸組工法のハウスメーカー

✅住友林業 ✅積水ハウス
✅一条工務店 ✅タマホーム
✅クレバリーホーム ✅ダイワハウス
✅ユニバーサルホーム
✅ヤマダホームズ(旧レオハウス)




木質パネル工法(木造枠組壁工法・2×4/2×6工法)




引用:https://suumo.jp/article/oyakudachi/oyaku/chumon/c_knowhow/mokuzo_jutaku/




木造の枠組み材に構造用の合板等の面材を打ちつけて
壁と床、屋根を一体化させるように組み立てる工法だ。
他に「木造枠組壁工法」や
「2×4(ツーバイフォー)工法」「2×6(ツーバイシックス)工法」
とも言われているな。
この2×4とか2×6と言うのは柱の太さだ。




引用:https://www.grandtoyou.com/column02/




当然、柱が太い方がより屈強な家が出来ることになるぞ。




木質パネル工法(木造枠組壁工法)のハウスメーカー

✅三井ホーム ✅住友不動産
✅三菱地所ホーム ✅ミサワホーム
✅ヤマダホームズ(旧S×L) ✅一条工務店
✅トヨタウッドユーホーム ✅セルコホーム
✅セキスイハイム ✅スウェーデンハウス

 







鉄骨造の種類2つと主なハウスメーカー




                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                                       




戸建の鉄骨造には主に2種類の構造がある。
簡単に言うと太い鉄骨か、そうでない鉄骨かだ。
順に見ていくぞ。




軽量鉄骨構造




引用:https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00428/




厚さ6mm未満の鉄骨を使用した構造だな。
木造よりは高価になるが
重量鉄骨程コストはかからない。
工務店ではほぼ対応していない。
ハウスメーカーでしか対応できない構造でもあるな。




軽量鉄骨造のハウスメーカー

✅セキスイハイム ✅積水ハウス
✅ダイワハウス ✅トヨタホーム
✅ヘーベルハウス ✅ミサワホーム
✅パナソニックホームズ




重量鉄骨造




引用:https://www.homes.co.jp/cont/rent/rent_00428/




厚さ6mm以上の鉄骨を用いて家を建てる。
ヘーベルハウス(旭化成ホームズ)が有名だな。
主に施設やビルの構造で戸建では珍しい構造になる。
後のメリット・デメリットでも語るが
大開口の窓や、大空間を確保できるが
非常に建築コストが高い。




重量鉄骨造のハウスメーカー

ヘーベルハウス
✅ミサワホーム ✅積水ハウス

 







木造のメリット・デメリット








ますはお約束のメリット・デメリット
これを見ていくぞ。




木造のメリット








木造軸組工法(在来工法)のメリット




加工しやすく設計・間取りの自由度が高い
✅増改築がしやすい
✅鉄骨造に比べ建築費用が安い(※1)

※1:ウッドショックでそのメリットは揺らぎつつある




木質パネル工法(木造枠組壁工法・2×4/2×6工法)のメリット




耐震性・断熱性・気密性・遮音性が高い
✅施工が容易で均一に仕上がる、バラツキが少ない
✅工期が短い




まずは木造のメリットだな。
木が「家に向いて言える材質」と言われるのは
保湿・吸湿性のメリットが大きいだろう。
また、最近注目されている
「高気密・高断熱の家」は木造でないと成し得ない。
高気密・高断熱を重視したい場合は
木造一択だな。




木造のデメリット








木造軸組工法(在来工法)のデメリット




設計や施工次第では耐震性に差が出る
✅職人の腕により仕上がりに差が出る

✅木材の腐朽やシロアリ被害が起りやすい




木質パネル工法(木造枠組壁工法・2×4/2×6工法)のデメリット




✅設計の自由度が低い
✅大きな開口部を取り辛い
✅後から増改築がし辛い
✅木材の腐朽やシロアリ被害が起りやすい




木造のデメリット。
一番言われるのはシロアリ被害だな。
じゃあ鉄骨ではシロアリ被害は無いのか?
と言われるとそんな事は無くて
ベタ基礎のコンクリートの収縮から出来る隙間から
床下に侵入して1階の床下に悪さをする例がある。
だから鉄骨だろシロアリ関係ないもんね~♪
は間違いだ。鉄骨でも普通にシロアリ被害はあるし

防蟻処理は必要だからな。

間取りの融通は木造軸組み工法の方が良いが
施工者で出来栄えにバラツキが出るのが大きなデメリットだな。
また、いわゆる高気密・高断熱を目指そうとすると
木質パネル工法の方が目指しやすい。
本当にこの2つの工法は一長一短あるから
選ぶのが難しいと言えるな。




鉄骨造のメリット・デメリット








鉄骨造のメリット・デメリットも見ていくとしよう。




鉄骨造のメリット








軽量鉄骨造のメリット




地震に強い
✅重量鉄骨造に比べると建築コストが安い
✅部品を工場生産するので品質が安定している
✅施工者の腕による出来栄えのバラつきが少ない
✅工期が短い




重量鉄骨造のメリット




地震に強い
✅部品を工場生産するので品質が安定している
✅施工者の腕による出来栄えのバラつきが少ない
✅工期が短い

大開口、大空間の間取りが取れる
✅増改築しやすい




鉄骨造のメリットは○地震に強い○出来栄えのバラつきが少ない
ところが大きいな。
工期が短い事も嬉しいポイントだ。




鉄骨造のデメリット








軽量鉄骨造のデメリット




✅熱を伝えやすい
✅火に弱い(500度以上になると変形する)
✅水が付くとさびやすい
✅木造より建築コストが高い
✅間取りの自由度が高くない




重量鉄骨造のデメリット




✅熱を伝えやすい
✅火に弱い(500度以上になると変形する)
✅水が付くとさびやすい
✅木造や軽量鉄骨造より建築コストが高い




鉄骨造はやはり建築コストが木造より割高になるのが
大きなデメリットだ。
また意外なのは火に弱い事。
500度以上の高温にさらされると
簡単には燃えないが
強度が半分になり
変形のリスクが高まるらしいぞ。

また熱を伝えやすい性質が
断熱性に暗い影を落としているな。







軽量鉄骨を選んだ理由








その(1) 地震に強い!




最大の理由はコレだな。
日本はそもそも地震大国だが
その中でも地震に見舞われやすい都道府県と
そうでないと都道府県がある!
と俺は勝手に思い込んでいた。

だがしかし!
ここ最近の地震はえげつないな。
日本全国、どこでも大きな地震が起きる
可能性がある事を身をもって経験した。

ならば!
やはり堅牢な家にしたい!!
これだけが俺の家に対する希望だったな。
嫁にも「鉄骨だけは譲れない!」
という希望を伝えており、嫁もOKしてくれた。

こんな事を書くと

「じゃあ、木造はダメなのかコノヤローッ!」

という声が多数聞こえてきそうなので
フォローをしておくと
木造も工法次第では耐震性等級3の家は可能だし
木造がモロい、と言う事は無いことは宣言しておく。

但し!突き詰めればやはり
鉄骨の方が強い、これは事実だ。




例えば暴漢にお前らが襲われたとする。
手に金属バットを持っていれば

お前ら「ああ、あれで殴られたら絶対タヒぬな…終わった…」

と思うだろうが、もし
手に木製バットを持っていれば

お前ら「お、ワンチャン、助かるんじゃね!?」

って思ったりしないか?
まあ、ぶっちゃけ木製バットでも
殴られたらタヒぬけどな。

まあ、そういう心のゆとりを俺は買いたかった。
地震が来た時に、もし我が家が倒壊すれば
俺「嗚呼。。。もうヘーベルハウス以外は全滅だから仕方ない」
と諦めながら生き埋めになる事が出来る。
ハイムの鉄骨なら地震が来ても
倒壊で死ぬことはないだろう!

そんな気持ちが欲しくて鉄骨にしたな。




あ、これは余談だが
地震で家が倒壊するかどうかは
家の構造・工法よりも
地盤の方が大事だからな!

イメージだが豆腐の様な地盤に
鉄骨造を建てたら気持ちよく
家は傾くからな!
地盤がどうなのか!?をちゃんと
調べてもらうんだな。




その(2) 工場生産による精度の高い施工、出来栄えのバラつきなし




鉄骨造は、ほぼ工場生産。
現地施工は上棟後は家の設備やクロスが中心になる。
躯体の構造が工場生産だから
精度の高い施工が期待でき
人の手によるバラツキが出にくいのがありがたいな。

例えば、お前らの家を建ててくれる大工さんが
カミさんと喧嘩してむしゃくしゃしていた日に
施工を担当した場合だと

大工「あああああああああああああっ!ムカつくぜーっ!!グチャグチャッ」

と施工をする可能性もゼロではない(極論ですまんな)
それは家が出来上がってしまうとわからんからな。
そういうヒューマンエラーと言うか
ヒューマンエモーションが入った施工は
ちょっと怖い訳だ。一生の建物だからな。

それも鉄骨造を選んだ理由だな。




実はそこまで大きな差は無いからお前らの好きな構造・工法で家を建てるんだな!








と言う事で、木造・鉄骨造のメリット・デメリットを見てきたが
ぶっちゃけげて言おう。




木造と鉄骨造、極端な差はないっ!




簡単にまとめると

高気密・高断熱を目指す、コストを安く済ませたいなら木造
✅堅牢な家を目指す、大開口の窓や広いリビングなら鉄骨造

だな。
建築コストも、木造が安いが
いまはウッドショックとか言ってるし
一時的に木造の価格も上がるだろう。
でも木だけコストが上がって、鉄のコストが変わらない
とは考えにくいので、遅れて鉄も値上がりするだろうから
やはり木造の方がコストは安く済むかもしれんな。
でも、木造は鉄骨の半額です!
なんてことは無いからあまり期待するな。
(▲大手とローコストを同じ土俵で比較するなよ)




もし、木造・鉄骨造、どう違うのか!?
という命題でつまづいているヤツがいれば
この記事が参考になる事といいけどな。

最後に!
木造・鉄骨造は意匠性にも若干影響を及ぼす。
当然、ハウスメーカーの商品力でも変わるがな。
意匠性が気になるのであれば、ハウスメーカーや
工務店の施工事例をよく見ておくとよいぞ。




以上っ!終わる。

お前ら!
あばよっ!!
いい家作れよっ!!!




糸冬




制作・著作
――――――――――――――――――
八郎エンタープライズ🐽




あ、ちょっと俺に興味が出た、だとお。
ほほう、いい傾向だな。
他にもブログを書いているから、時間があるなら
予習がてらに読んでみるがイイ。
今日は気分がイイからリンクを貼ってやろう。
ほらよ。




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ABOUTこの記事をかいた人

40過ぎて無謀にもセキスイハイムで家を建てたダメリーマン。 2019年4月完成bjベーシック、総2階延床32坪。 嫁と3人娘(社会人・社会人・もうすぐ高校生)の家族構成で、 家庭内で人間としての権利を失って10数年になる。 理論や知識がまるでないので、笑いと勢いで家の記事を書く。