最近はローコスト住宅でも
窓や断熱材を気にする人が
かなり増えてきたのか
結構いい物を使っています
たくさん需要が出れば
金額は下がるので
ローコストメーカーでも
使いやすくなりますが
「高断熱にしましたが価格は前と同じです」
なんて無理をしたら
他の建材のランクを
落とすしかありません
窓と断熱材だけは
いい性能で
他の外観や設備が
安っぽいのを
気づかずに完成しても悲しいので
窓と断熱材以外の
見落としがちだけど
ここは確認しておこうという
建材4選を紹介します
知っていて
予算のために納得して
作るなら問題ないのですが
知らないで完成してから
「こんな仕様だったのか・・・」
だと悲しいですからね
ちなみに
ローコストでなければ
今から紹介する建材は
余り使ってないので
大丈夫だと思いますが
それでも
結構な金額のメーカーでも
たまに使っている場合があるので
よく確認した方がいいかもしれません
Contents
・とにかく安っぽい外壁のコーナー金物
今も超ローコストや
建売住宅では結構見かける
サイディングのコーナーが
金属やプラの奴です
こういう状態ですね
分かって作るならいいんですけど
正直これがあると
結構安っぽく見えますから
通常は角(出隅って言うんですが)の処理は
(ニチハのサイディング工場)
こういう出隅用の
サイディングを使うのですが
出隅用を使わずに左右のサイディングを
角で切ってコーナー金物使ったほうが
楽ですしコストも抑えられますが
この見た目はちょっと・・・という感じです
中の確認も完成したら
出来ませんし・・・
こちらは我が家の外観ですが
これがコーナー金物になると
かなり安っぽい印象になります
手間も結構違いますが
値段もかなり違います
もっと??な状態のを
Yahoo知恵袋で見ましたが
コーナー金物すら
使ってない施工ですが・・・
さすがにこれはおかしいって分かりますね
最近は使う事も少なくなりましたが
実際にまだありますので
不安でしたら
「出隅の処理ってどうなります?」って聞いた方が
間違いないですね
施主さんの方で気にしないと
家が完成したらコーナー金物だったって
事になる可能性もあります
次は
こちらもかなり少数派になりましたが
こちらの釘打ちサイディングですね
14ミリのサイディングは
釘打ちしか出来ませんので
14ミリを選ばなければ
大丈夫ですが
性能面も色々悪いんですが
見た目が非常に良くないです
拡大すると
まだ新築で人も住んでない状態で
ここまで目立ちます
釘の塗装と
サイディングの塗装は
劣化具合も違いますから
年月が経てばたつほど目立ってきますし
ここの隙間は絶対に広がるので
ここから雨水が中に入ります
・まだそこそこあるコロニアルクァッド
こちらもローコスト系の家でよくみかける
コロニアルクァッドですね
私はとにかく瓦推しですし
「瓦が嫌ならガルバにして
なるべくスレートは使うな」って良く書きますが
それでもスレートを使うとしたら
コロニアルグラッサですね
我が家のプランだと
スレートにするなら
コロニアルグラッサしか選べなかったので
「もうローコストでも
グラッサになるのかぁ」と思っていましたが
結構まだブログで
クァッド見るなぁと思ったら
結構有名な大手メーカーの
標準がまだクァッドだそうで・・・
あそこは全面太陽光載せるから
屋根とかどうでもいいのかなぁとか
想像しますが
家の中で
一番補修がメンドクサイ屋根で
10年後に補修と再塗装が必要ですから
まさに売りっぱなし素材ですね・・・
高い方のグラッサでも
10年後に補修は必要になる場合も
ありますが・・・
・もうひとつ屋根材から
さきほどのスレートや瓦などの下に敷く
アスファルトルーフィングですね
ローコストでも
最近は改質アスファルトルーフィングが多く
こちらだと20年は持ちますが
一番安いタイプだと10年ちょっとの
耐用年数しかありません
屋根材の下ですから
屋根がしっかりしてれば
もっと持つのですが
耐久性が無い
コロニアルクァッドに
安いルーフィングってのが
一番良くないですね
実際、瓦屋根なんて昔は
ルーフィングなんてなくて
下に土敷いてましたので
耐久性だけを考えたら
やはり瓦屋根が一番長持ちします
・4選の中で一番使いたくないものは
今回4つ書きましたが
私が使いたくない順で選ぶと
①コロニアルクァッド
②サイディングのコーナー金物
③14mmのサイディング
④安いルーフィング
この順番かなぁと思います
①はとにかくやめてほしい
②もかなりやめてほしい
③はなるべくならやめてほしい
④は①とセットなら最悪なパターンですね
1~4はどれも家の寿命にも響きますが
屋根の方が負担が大きく
メンテナンスも大変なので
こちらを1位にしました
大手なら余り使わないと思いますが
「今なら窓は樹脂トリプルにグレードアップ
断熱材も高断熱仕様でUA値0.4です」
「でもローコストで実現出来ました」
なんていう場合に
今回紹介した建材は
一切数値には現れませんが
確実に耐久性が無い商品も多いし
メンテナンス費用もかかるので
そういう場合は注意が必要ですね
あとは名前が同じでも種類がたくさんあって
ピンキリな場合
・無垢材使用
・高性能グラスウール使用
この辺も色々種類がありすぎですから
チェックが必要ですね。