ご覧いただきありがとうございます。
タマホーム施主のじゅりい(@Jury0909)です。
今回は実例紹介です。
住友林業で家づくりをされた武井優音さん宅をご紹介します。
武井さんは整理収納アドバイザー1級・住宅収納スペシャリストの資格をお持ちです✨
ブログ運営の他に、ESSEonlineで収納方法や家事ラク動線、生活しやすい間取り等にフォーカスして執筆もされています。
Contents
武井優音さん基本情報
武井優音さん宅の基本情報は以下のとおりです。
武井さんに家づくりのきっかけについて伺ったところ、
10年ほど転勤族で点々としていましたが、長男が小学校1年生になるタイミングで夫の実家近くに戻ることに。今後は異動がないため、土地を購入して注文住宅を建てることにしました。建築の2年前からハウスメーカー選びを始めました。
なぜ戸建てにしたかというと、
一つは夫婦で趣味としてやっている音楽活動ができるよう、防音室を作りたかったから。
もう一つは、マンション暮らしの際、階下の方と子供の足音のことでずっとクレームが入り、しんどい思いをしたから。(円形脱毛ができるほど悩みました・・・)のびのび暮らしたいという思いが強くて、マンションではなく戸建てを選びました。
とのことです。
武井さんご一家は転勤族だったんですね。
お子さんの進学に合わせて家づくり開始する方は多いですよね。
集合住宅でのクレームは大変でしたね…騒音クレームから解放されるのは戸建ての強みですね✨
防音室を作るのがきっかけの一つというのもすごいです!
建築先 | 住友林業 |
商品名 | The Forest BF |
延床面積 | 48.46坪 |
施工面積 | 56.09坪 |
敷地面積 | 70坪 |
完成時期 | 2021年3月 |
建築費用概算 | マル秘 |
家族構成 | 夫・妻・小学生の息子2人 |
地域 | 岡山県 |
特記事項 | なし |
武井さんの家ブログはこちらです⇩
延床面積が48坪以上ってかなり大きなおうちですね。
建築価格がマル秘なのが残念ですが(笑)
お宅拝見が楽しみ!
武井優音さん宅コンセプトと間取り
武井さん宅のコンセプトは、
〇家族みんなで集う、居心地が良い空間
〇スッキリした部屋〇趣味を存分に楽しめるさらに、部屋ごとにコンセプトを考えて間取り作りに取り組みました。
例えば玄関のコンセプトは「シンプルで、自転車が似合うかっこいい感じ」
2Fのトイレは「北欧風、やわらか、優しいイメージ」など。
それぞれの場所にコンセプトを考えて取り入れました。
すごい!玄関のコンセプトもあるんですね。
こだわりが詰まっていそう✨
間取りは以下のとおりです。
2階に浴室、洗面、ランドリールームがありますね!
そしてやっぱり広いおうち✨
趣味室にも注目です!
武井優音さん宅こだわりポイント
ではさっそく武井さん宅をご紹介していきましょう。
家全体のこだわりポイントは以下のとおりです。
●大開口の窓がLDKにあり、日中は住宅街にも関わらずカーテンなしで庭を眺められる
●LDKは木の天井が軒天ともつながって見えて、よりのびやかに広く見える●趣味室がある●LDの音響にこだわり、天井スピーカーもつけて擬似的な7.1.2chのサラウンドシステムを採用。リビングでは映画を大迫力で鑑賞でき、食事中はカフェのような音響空間を楽しめる。BF工法ならではの大開口窓がリビングに✨
天井スピーカーも必見ですね。
玄関

ホワイトとブラックのコントラストが素敵な外観です。
玄関ドア前の控え壁は、玄関ドアが丸見えにならない、雨が吹き込みにくい、外出時の支度が外でできる、等のメリットが。
ポストもついています。
ブラックのタイルはLIXILのもので、住友林業オリジナルカラーとのこと。

玄関の内側はこのようになっています⇩

自転車2台がお目見えしていてカッコいい✨

シューズクロークも大容量で使いやすそうです。
土間の黒いタイルも素敵ですね。
武井さんからのコメントです。
自転車を壁掛けできるように、と考えて、土間が広い大きな空間に。
自転車をかける壁はリビングの天井に使った突板をはり、壁の補強と、インテリア性を合わせました。汚れ防止にも◎
大容量のクロークは自分で案を考えて、設計士さんに相談しました。
少し奥行きを深くしたのが特徴。半分は土間があり、半分は床続きとなっています。靴は床続きの方に収納し、靴を取るために土間に降りなくて良いようにしました。
自転車の壁掛けやシューズクロークの案は武井さんご自身で考えられたんですね!
結果大成功ですね✨
玄関の詳細については武井さんのブログをご覧ください⇩
洗面所1F・2F
洗面所1F⇩

1Fトイレ横の洗面台は、おかえり手洗いとしても使用されているそうです。
洗面台、収納は共に住友林業クレスト。
タイルは名古屋モザイクです。
続いて、洗面所2F⇩

2Fの洗面脱衣所にある洗面台です。
こちらはLIXILのルミシスを採用。
タイルは1Fと同じく名古屋モザイクです。
洗面台の右側が広くなっていて使い勝手が良さそう!
武井さんからのコメントです。
シンプルで清潔感を重視しました。
洗面化粧台はLIXILのルミシス。扉などはオプションをつけずスタンダードを選択。白と黒のツーカラーが清潔感があります。床はサンゲツの塩ビタイルで柄はシェルテラゾーです。
水栓まわりの壁も鏡にできたのですが、以前そういうタイプを使って汚れが目立つのがイヤだったので、タイルにしました。浴室の柄と合わせて名古屋モザイクのモザイクブルーのタイルを。とてもキレイで爽やかなカラー!ポイントになり、気に入っています。
どちらもとても素敵な洗面台です✨
武井さん宅洗面台の詳細は以下の記事をご覧ください⇩
キッチン

キッチンはキッチンハウスを採用されています。
Ⅱ型アイランドタイプ。
手前に見えているダイニングテーブルもおそろいで、エバルトという素材のべトングレーというカラーだそうです。
黒っぽいカラーは締まってカッコいいですね✨
ワークトップにはナノテクノロジー素材のフェニックスを使用しており、キズ・摩擦・汚れに強く、暑い鍋やフライパンもそのまま置けるということです!

手前がシンク、奥がIHコンロになっています。
ワークトップが広くて作業しやすそうですし、オシャレな調理家電が映えてますね✨
床素材はキッチン内は石目調のクッションフロアに切り替えられています。色味もキッチンと合っていて考えられているのがよく分かります。


収納もたっぷりです!
側面にコンセント2口あって使い勝手も良さそうですね。

食洗機はPanasonicの深型を採用されています。
賃貸時代からPanasonicの食洗機をお使いで慣れていらっしゃったというのも選んだ理由だそうです。
深型はフライパンや大きなお皿も入るからいいですよね!
うちは浅型なので羨ましい✨
武井さんからのコメントです。
kitchenhouseを採用。オーダーメイドで作ってもらいました。
カラーはマットな黒×石目調のベトングレー。
キッチンパネルもkitchenhouseのもの。大判で、マットな石目調がすごくお気に入り!
通路幅を広く取り2人以上で作業する際も快適。回遊できるアイランドの動線もやってよかった。
こだわり抜かれたキッチンという感じがしますね!
武井さん宅キッチンの詳細は以下の記事をご覧ください⇩
リビング・ダイニング・スタディスペース

LDKは23.4畳で広々しています。お外には素敵なお庭が見えていますね✨
こんなに広々しているのに、天井高は2400㎜なんですって!
ハイサッシ、ハイドアを採用して垂れ壁をなくしたり、天井の木目の色を明るくすることで視覚的に広く見せているのだそうです。
工夫が素晴らしい!!
キッチンでも登場しましたが、ダイニングテーブルはキッチンとおそろいのエバルト素材でオーダーされたものだそうです。
キッチンからのつながりが感じられて統一感が出ています。
椅子は「MASTERWAL」のオーダー品、ソファは「フランネルソファ」のオーダー品で、どちらも住友林業経由で注文されたそうです。
高級家具がいっぱいです!

武井さん宅のリビングは、音響設備がすごく充実しています。
素人の私には全然分からないんですが、あちこちにスピーカーがあって立体的に音が楽しめるんだそうです。

天井にもスピーカーがあります。音が降ってくるような感じで臨場感がすごいとのことです!
リビングが映画館になっちゃうんですね✨
スピーカーについては以下の記事をご覧ください⇩
こちらはリビング横のスタディスペースです。

スタディスペースまわりは全て住友林業クレストのものだそうです。
カウンターを高めにして、カウンターチェアでも立ってでも作業できるようにしてあるとのこと。
子どもも大人も落ち着いて作業できそうな空間ですね✨
武井さんからのコメントです。LDKについて⇩
音響にこだわり、天井埋め込みスピーカーが6つ。正面にウーファー、ポールスピーカー2つあります。サラウンドシステムにこだわりました。
ソファは中央におきたかったので背もたれが低いものを選びました。flannelsofaというメーカー。
固めの座り心地、色、背もたれが一部空いていて、ダイニング側に向かって座れるところも良い。
スタディスペースについて⇩
キッチン真横にあり、奥まっていて、ほど良いおこもり感があります。
壁に向かって集中でき、私の1番長く居る作業場です!
飲み物もすぐ作って飲めて、作業の合間に食器を洗ったりもできて、私の作業場としてこの位置よかった。
立っても作業ができるように、大人の身長に合わせてカウンターぐらいの高さで造作デスクを作ってもらいました。
ゆくゆくは子供と横並びで使えるスペースにする予定。
武井さん宅リビング&スタディスペースの詳細は以下の記事をご覧ください⇩
趣味の部屋

リビングの横に、音楽や運動を楽しむための趣味室があります。
広さは7.2畳。とても広々しています。
ご夫婦で同じ趣味をお持ちなんて素敵ですね!

こちらのお部屋は簡易防音室になっているそうです。
窓や扉は二重になっており、廊下とつながっていません。
電子ピアノ、ギター、電子ドラムがあり、ちょっと音楽を演奏したい!と思い立ったらすぐに使えるのがすごくいいですね✨

⇧大きな鏡も設置されています。
ヨガやダンスのご趣味もおありとのことなので、フォームを確認するのに重宝しそうです。
現在は写真1枚目のように壁に吸音フェルトが貼られています。

扉がサッシなので、リビングからのつながりも感じられますね。
防音室なので外への音漏れも気にせず楽しめそうです。
武井さんからのコメントです⇩
いつでも気軽にできるようにリビングの隣に7.2帖の趣味室を作りました。結果、本当に正解!
サッといけるから趣味が続いている気がします。
完全な防音室を作ると高かったので、工夫して簡易防音室にしました。
扉とサッシを二重にして、リビング側への音漏れを軽減。
演奏していても子供が騒いでいても、テレビの音も音楽もリビングで楽しめます。
鏡は高かったのですが、安全のためHMに取り付けを依頼。
その他の防音・防振マットや吸音フェルトボードはDIY(施主購入)で取り付けました。
趣味室の詳細については以下の記事をご覧ください⇩
ランドリールーム
武井さん宅は水回りが2階に集約されていまして、ランドリールームも2階にあります。
ホスクリーンが3本もあって、大量の洗濯物にも対応可能となっております。

広さは3畳。広々したランドリールームです。
ホスクリーンは昇降タイプで便利そう✨
上の写真左は洗面所です。

洗濯機側からのお写真。
奥は階段ホール兼来客用洋室となっていて、洗濯物を運ぶ動線として活用されています。
洗面所⇔ランドリールーム⇔階段ホールというように回遊動線となっています。
寝室のWICへ衣類を運ぶのに便利だそうです。

埋め込み収納は可動棚で大容量!きれいに整理整頓されているのも素晴らしいです✨
室内干しのための除湿機も完備されています。
武井さんからのコメントです。
ホスクリーンを3つ。収納も充実。
壁をへこませて可動棚の収納を。足元にコンセントもあるので、ヒーターや除湿機なども下に入れこめます。
洗濯したものをほとんど室内にすぐしまえる動線を考え計画したので、とっても快適。
洗濯物がランドリールームだけで完結するので本当に便利そうです。
武井さん宅ランドリールームの詳細は以下の記事をご覧ください⇩
浴室

武井さん宅の浴室はトクラスを採用されています。
広さは1621タイプ(1.25坪)で洗い場が広いです。入口は折れ戸ではなく開き戸となっています。
お子さん2人を洗うのに広い洗い場が良いと思い、このサイズにされたそうです。
小さいお子さんがいると、子どもと一緒に入ることが多いですからね。
うちは1坪タイプですが、子どもと入ると年々狭さを感じるようになってきました。
洗い場の床も乾きやすく、冷たくないそうです。
TOTOやLIXILなどの他社も同じような床材を採用していますが、トクラスも負けてないですね!

浴槽は人工工学に基づいた設計のエルゴタイプ。
この曲線がリラックスできそうな感じしますね✨
武井さんからのコメントです。
掃除しやすそうなトクラスにしました。お値段も標準として提示された中で1番安かった。
また、浴槽の形も子供と一緒にお風呂に入るのにいいなと思いました。
武井さん宅浴室の詳細は以下の記事をご覧ください⇩
トイレ1F・2F
1Fトイレ⇩

トイレはTOTOのタンクレストイレNJ1を採用されています。
手すりカウンター、収納は住友林業クレスト。
トイレ横がおかえり手洗いになっていて、使い勝手も抜群です。

ペンダントライトが低い位置にあり、これもまたオシャレです✨
武井さんからのコメントです。
来客の方も使うだろうということで、おしゃれを最優先。お気に入りの空間です。
照明の位置にこだわりました。角にペンダントライトがあると若干夜は暗くてムーディな感じですが(笑)日中は窓もあって暗く感じません。
手洗い場は扉の外にして、玄関からの手洗い場と共同にすることで、水回りの掃除場所を減らしました。
続いて、2Fトイレ⇩

こちらは1Fトイレとは違った雰囲気ですね。
トイレは1Fと同様のTOTOタンクレストイレNJ1を採用。
手洗いがトイレ内にあり使いやすそうです。
手洗い上についているのはソープディスペンサー。
こんな場所にくっつけられるソープディスペンサーがあるんですね!
こちらもマッチしています✨
武井さんからのコメントです。
私は北欧風のやさしい感じが好きですが、私以外男性ばかりのため、可愛らしい感じは取り入れにくくて。
ここは北欧風にする!と決めてやってみました。
そしたら、意外にも男性陣からも好評。壁紙は柄入りにして冒険。グレー×ブルー×柄の壁紙合わせが気に入っています。
北欧風!!オシャレなわけですね✨
グレー×ブルーで明るすぎないカラーだから男性受けも良かったのかもしれませんね。
武井さん宅トイレの詳細は以下の記事をご覧ください⇩
子ども部屋

6.3畳×2の広さがひとつながりになった空間の子ども部屋です。
お子さんが小さいうちは仕切らずに広々と使い、大きくなったら仕切れるようにされたそうです。

扉、窓は左右対称についているので、将来部屋を仕切っても間取りに差が出ないよう工夫されています。
お子さんが走り回ったりしてもいいくらい広々してますね!
子ども部屋作っても小さなうちは使わない、というご家庭もけっこうあると思いますが、これなら遊ぶための部屋として存分に機能しそうです。
武井さんからのコメントです⇩
将来的に真ん中で半分づつに分けられるよう、部屋の中央の天井・壁には下地を入れています。
子供たち自身の好みで将来カスタマイズしてくれたらいいなと思いっているので、まずはシンプルな間取りにしました。自由がきくように、収納はなし。ライフスタイルに合わせて家具で調節する予定です。
武井さん宅子ども部屋の詳細は以下の記事をご覧ください⇩
寝室
寝室は2Fにあります。
WICと廊下がつながっていて、回遊できるようになっています。

広さは7.5畳。
アクセントクロスはグリーンぽいグレー。落ち着いた色で部屋の雰囲気にマッチしています。
明り取りの窓は西向きのため、朝眩しすぎないそうです。

照明はダウンライトです。寝ころんだ時に眩しくないように、ということで足元につけられたそうです。

WICにつながるドアは引き戸で、すりガラスになっています。
かわいいドアですね✨
武井さんからのコメントです⇩
照明位置にポイントがあり、ベッドの足元の位置にスポットライトを3つつけました。理由は、寝転んだ時に上を見て眩しくないためと、地震などが起こった際に照明が落ちてくる不安を取り除くため。
床は落ち着きが出るようにウォールナット(標準の突板)。アクセントカラーで住友林業の標準の壁紙でグリーンを選びました。WICへつながるドアは遊びのあるデザインのドアに。とてもリラックスできる空間になりました。
武井さん宅寝室の詳細は、以下の記事をご覧ください⇩
ウォークインクローゼット

寝室の隣にあるウォークインクローゼット。広さは5畳もあって広々です。
寝室の項目でもお伝えしましたが、回遊動線になっています。

すごい!大容量です✨
大きなトランクも余裕で収納できちゃいます。
家中の荷物がここに収納できそうですね!
我が家のWICは2.5畳でそこそこ広いと思ってたんですが、倍となると次元が違います。
武井さんからのコメントです⇩
なるべく吊るす収納にしたくて、長いポールを2本取り付けました。
寝室に布団をおくことも迷っていたので、布団収納も作りましたが、結果、衣装ケースを使った大型収納棚となっています。
奥行きが深いので、大きいスーツケースも収まるのはよかった。
武井さん宅WICの詳細は以下の記事をご覧ください⇩
階段ホール

階段を上ってすぐのスペースにホールがあります。
広さは4.5畳。
階段やアイアンの手すりも黒で統一されていてカッコいいです✨

ホール内の白い扉はランドリールームにつながっていて、回遊できるようになっています。
普段はこちらで洗濯物を畳んだりされているそうです。

ホール内からの景色。奥に見える黒い扉は子ども部屋への入り口です。

⇧このように引き戸を閉めれば個室として利用できます。
来客時にはこちらに布団を敷いて宿泊してもらうそうです。
多目的に使える場所があると何かと便利ですよね!
武井さんからのコメントです。
普段は扉を開けて窓からの光を取り込み、2Fを明るくしています。来客時は個室に変身。
隣のランドリールームからWICまで最短距離で行けるように、ランドリールーム側の壁に白い引き扉も作りました。時短で移動できてとっても便利!
武井さん宅階段ホールの詳細は以下の記事をご覧ください⇩
住友林業ならではの特徴、取り入れたもの
住友林業の家にお住まいの武井さんが取り入れた、すみりんらしい特徴について伺いました。
武井さんからのコメントも併せてご覧ください。
〇大きな太い柱を使うことで、柱の数を少なくできるBF構法を採用。注文住宅ならではの自由設計ができ、希望した間取りが叶うことが多く、スッキリとした空間ができました。〇住友林業は標準の木の質感がどれも良い、と展示場巡りをして他のHMと比較したときに強く感じました。実際、やはり雰囲気がよくて大満足。
木材を使うのに大開口の間取りが実現するBF構法は、住林の代名詞とも言えますね。
床も標準で突板を採用できるのも強みですね。
住友林業クレストの収納もとっても素敵です。
満足ポイント
武井さんが考える、満足ポイントは以下のとおりです。
〇広い土間のある玄関
〇LDKの眺め。庭がいつも目に入る。庭が暮らしの一部。〇キッチン横のスタディスペース〇パントリーがダイニング、リビングから絶妙に見えない位置にある〇楽器部屋の防音性。簡易防音室ではあるものの夜ピアノや楽器を演奏しても安心。時間に縛られず演奏できる。〇いつでも室内干しできるランドリールーム(UT)〇階段ホールを個室にもできるように設計今回は家の中の紹介でもりだくさんになってしまいましたが、武井さん宅はお庭もとっても素敵なんです✨

コツコツとDIYされたお庭です。めちゃくちゃ素敵です✨
リビングからこのお庭が毎日見られたら最高ですよね!
フェンスでしっかりと目隠しをしつつ、樹木でフェンスが見えづらくなっていることで自然な印象となっています。
これならリビングのカーテンを開けっ放しにしていつでもお庭が見えますね✨
後悔ポイント
武井さんが考える、後悔ポイントは以下のとおりです。
●楽器部屋の床部分も音対策をしておけばよかった。音や振動が地面から響き、壁の向こうの玄関まで結構振動が届く。
●ランドセル収納の中に電気をつけておけばよかった。(設計士さんの提案があったものの、不要と思い外したところ)簡易防音室になっていても、床からの振動って伝わってしまうんですね。
我が家にもピアノがあるので壁伝いに振動が伝わるのは何となく分かりますが、床からもとは…
ドラムセットを叩いたりすると床にも響くのかもしれませんね。
武井さん宅、家づくり中のエピソード
武井さんが家づくり中に体験したエピソードをお聞きしました。
当初メインの床材はウォールナットの挽き板を採用する予定で進めていましたが、途中でオークへ変更。
理由は、LDKの天井を木にすることに決めた際、床がウォールナットだと、天井の色に迷って。木目天井にすると視覚的には圧迫感がどうしても出る為、明るい色に変更したくなりました。
オークってありきたりなイメージで、実はあまり好きじゃなかったのですが、節目のあるラスティックオークはかっこいい!と一目惚れ。しかもオークの明るさってホコリが目立ちにくい。そして、オークだと様々な建具が鉄板で出しているカラーでもあり、部材が違っても色合わせがしやすい。
結果、オークのメリットにたくさん気づきました!
好きなウォールナットは建具で取り入れることで、より引き立ちました。
オークは明るい色合いで部屋になじみやすいですし、ウォールナットは少し暗めで落ち着いた雰囲気になりますよね。
どちらも人気のカラーですが、どこに何を配色するかって確かに迷います。

武井さん宅は床材をオーク、建具をウォールナットにすることでどちらの良さもうまく引き出しています。
床と建具の配色を逆にしていたら全然違った雰囲気になったんでしょうね。
武井さんの、これから家を建てる人に伝えたいこと
武井さんから、これから家を建てる人に伝えたいことをお聞きしました。
忙しい日常の中、採用したいものがいっぱい出てきて、あれこれ決断しないといけない家づくりは、選ぶ楽しさもあるけれど、しんどさを感じることもあると思います。私も感じた一人です。おそらく”決断疲れ”。
だから選ぶために、自分の中に基準をもつことがとても大切だと思いました。
だから、ハウスメーカー選びや土地探しの前に、まず時間を少しとってどんな家なら自分は楽しく快適に過ごせるか、をノートに書き出してみることをオススメします。そして、打ち合わせしながら、浮かんだことをずっと書き出し続けてノートをアップデートしてみてください。
この際、ぜひご家族とも一緒に意見を出し合ってみてください。
家族の要望もちゃんと把握しておかないと、片付けてくれない家になる可能性があるので・・・
家づくりは、まず最初に、どれだけ自分の要望や野望(笑)を理解するか、が大事だなと実感しました。
こうしたい!これは譲れない!など、何かありませんか?
それが叶えば、結果的に満足できるお家になります。
そして、家づくりがラクになると思います。
皆さんが家づくりを楽しくできますように。
決断疲れ…すごく分かります。
家づくりは決めることが膨大なので、特に後半になるにつれ疲れてくるんですよね。
建具、屋根、雨どいや窓枠の色、かなり細かい部分まで施主が決めるので、段々と「何でもいいや」となりがちです。
打ち合わせの回数もそんなに多くないですので、事前に方針を決めておくと適当にならずに済むと思います。
どういう家にしたいかを明確にしておくには、相応の知識も必要です。
たくさんの実例を見たり、家の構造や設備の情報を得ておくなどしておくと選択の幅も広がります。
展示場やスーモカウンターへ行くのもいいですし、近年はSNSで素敵なお宅をたくさん拝見することができますので、SNSを活用するのもアリですよ。
おわりに
家全体に木の質感が感じられて、リビングの大開口の窓からは素敵なお庭が眺められる武井優音さん宅をご紹介しました✨
そんな武井さん宅をざっくりまとめてみますと、
- 挽き板の床が木のぬくもりを感じられる(1F、LDKは床暖房対応)
- キッチンはKitchenHouse製、オーダーメイドのダイニングテーブルもカッコいい
- リビングは天井高2400㎜なのにハイドア・ハイサッシの採用で広々見える
- リビングの天井にもスピーカーが設置されていて臨場感がすごい
- 趣味室は防音仕様だから音漏れを気にせず楽器を楽しめる
- 水回りは2Fに集約。回遊動線で使いやすい
上記の他に、こだわりの家具もたくさん!お庭もすごく素敵です✨
細部まで考え抜かれた家だなぁとつくづく感じます。
素敵な武井さん宅をぜひ家づくりの参考になさってみてください。
最後までお読みいただき、ありがとうございました。